『虐待児の詩』 がらんどうのこころ
「がらんどうのこころ」
なぜ僕は いつまでも どこまでも
歩き続けてるんだろう
こんなに なにも見えないまま なにも分からないまま
いつまでも どこまでも
なぜ僕は いつまでも どこまでも
考え続けているんだろう
こんなに なにも見えないまま なにも分からないまま
いつまでも どこまでも
なぜ僕は いつまでも どこまでも
求め続けているんだろう
こんなに なにも見えないまま なにも分からないまま
いつまでも どこまでも
なぜ僕は いつまでも どこまでも
愛し続けているんだろう
こんなに なにも見えないまま なにも分からないまま
いつまでも どこまでも
こんなに 苦しみながら
こんなに 悲しみながら
こんなに 泣きながら
こんなに 叫びながら
こんなに 喘ぎながら
こんなに 苛立ちながら
がらんどうのままの こころを 愛と希望で満たそうとしている
なぜ僕は ・・・
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