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『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「過ごした日々」


過ぎ去った恋に 言い忘れた
なにかを 思いだそうとしていた

薄闇に包まれて 思いだせぬ 顔
薄闇に鮮明に 浮かび上がる 仕種

##過ごした日々

斜陽に照らされた 道を
歩いていた 物言わぬ 二人

やがて来る 別れの日を 感じながら
陽の光が眩しくて 俯いていた




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