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ほっかいどう暮らし47 苫小牧市 三星のハワイアン

苫小牧に「三星」というお菓子屋さんがあります。

以前テレビで「日本一食べづらいお菓子」として紹介された

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「よいとまけ」を作っている会社です。

現在では普通の「よいとまけ」の他にも

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初めから切ってある、食べやすい「よいとまけ」も売っています。

小学校、中学校を苫小牧で過ごした僕ら世代にとっては、給食の食パンが三星だったのでパン屋さんとしても馴染みが深いです。

いずれにしても苫小牧を代表する老舗企業です。

今年のお正月、帰省した長女にケーキでも食べさせようと久しぶりに三星さんに行きました。

普段はあまり見ないケーキのショーケースを眺めていると、可愛らしいケーキや華やかなケーキに混じって独特の形をしたケーキが…

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ハワイアン?

値札には「S50年代?に販売していた商品を復刻」とあります。

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生クリームを挟んだスポンジをチョコレートでコーティングし、シロップ漬けのパイナップルと昔ながらのグミのようなチェリーを乗せたケーキ。

インパクトはあるものの、特に愛されるべきビジュアルでもなく、スポンジもクリームも目新しいものでもなく、何より上にデンと輪切りのパイナップルが乗っかっているので食べづらい!

三星さんの長い歴史の中でたくさんのケーキやお菓子が生まれ、また多くの商品が消えていったであろうその中で、なぜにこのハワイアンが復活したのだろう?不思議である。

話は変わって、今年の1月のこと。

近所の飲み友達のタケちゃん(40代半ば)が、仕事関係で偉い人から表彰されたらしい。

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せっかくのお祝いなのでケーキでもご馳走しようと思い

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ハワイアンを購入。自分用に一個だけバタークリームのケーキを用意(笑)。

「お祝いだ!」「宴会だ!」と言っても、いつも通りに飲んで食べて、くだらない話をして笑って過ごし、そろそろいい時間になったので「ケーキを買ってきたから召し上がれ」とお皿に乗せてハワイアンを出すと

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なんて言っていたのですが

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こういう人達がいるから復活したんだね。

納得!!

おしまい

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