夕張岳とシューパロ湖(夕張市)
ゆうばりだけとしゅーぱろこ(ゆうばりし)
水彩・油絵・アクリル樹脂/ベニヤ F10 横530×縦455 2015制作
北海道の中央部を南北に走る夕張山地の南端に夕張岳があります。
標高1,668mを頂点として、空知管内の6市5町(岩見沢市、夕張市、美唄市、三笠市、赤平市、芦別市、月形町、由仁町、長沼町、栗山町、南幌町)の町が裾野に広がっています。
空知管内は、かつて石狩炭田として多くの炭鉱が賑わっていた地域です。
夕張市の中心部にある清水沢地区は石炭産業で賑わった街でした。
現在も当時の事務所や立坑、炭鉱住宅、選炭場などが残っております。
この清水沢から国道452号に入り、山道を上ると大夕張ダムが見えてきます。
はじめて、シューパロ湖を見ました。
昔から何度も訪れていた夕張の町ですが、私が見ていた「石炭の町」は一角でしかありませんでした。
夕張の市街地から更に山の上に炭鉱の町があったのです。
更に、このシューパロ湖の湖底には学校があったことの碑が建てられていました。
ダムのために人造湖になったもので、知らないことだらけです。
このシューパロ湖を右手に見ながら山を下って行くと三笠市の桂沢湖(恐竜の像がある所)に入り、山間を通って芦別市や富良野市に行くことができます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?