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まおいのおか(ながぬまちょう)
油絵 SM 縦158×横227 2013制作
![](https://assets.st-note.com/img/1684738247651-fiVMpZEeCi.jpg?width=1200)
札幌の隣町が日本ハム北海道ボールパークがある北広島市で、その東側に夕張郡長沼町があります。
この長沼町の開拓時代を書いた長編小説があります。
第一回樋口一葉賞を1942(昭和17)年に受賞した作品です。
作者は辻本もと子で「馬追原野」(まおいげんや)といいます。
小田原から開拓で入植した父親のことを書いた小説です。
辻本さんは昭和21年に亡くなっているので、戦争を挟んでの不運な時期でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1678479623708-s3arw1CAHL.jpg?width=1200)
長沼町に標高275mの馬追山があり、山頂に斧の形をした文学碑が建てられています。
広大な石狩平野を見渡すことができる場所で、山頂まで車で行けます。
この山を下ると「馬追温泉」があり、その近くに「長沼温泉」もあります。
この絵は山頂の文学碑がある場所から描いたもので、絵を再開して最初に描いた油絵です。