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知床岬へ8(斜里町) 水彩画 2024年10月 制作


知床の国造り神

イナウ

昔、サマイクルカムイ(国造神)と呼ぶ白い立岩が、知床半島の突端にある。
ここへ行く者は必ず木幣(イナウ)をつくって礼拝した。
サマイクルカムイが蝦夷の地を造りあげ、人間に暮らしを教えたあと、自分の姿を立岩に残して天に帰ったといわれている。
                     更科源蔵 アイヌ伝説より



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