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2022 北京冬季五輪 男子アイスホッケー 3次予選が始まります

突然ですが、こちらの問題の答えがわかる方!🙋‍♀️
(字の汚さは気にしないでください)

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答え

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※正しくは、「男子」アイスホッケーです。
女子は下図の通り、ソチ五輪、そしてその次の平昌五輪にも出場しています。

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冒頭の手書きスケッチブックは、今から約1年前の2019年1月に、以前勤めていた職場で「日本製紙クレインズ存続のための署名活動」に協力していただくため、朝礼でプレゼンに使用したスケッチブックでした。(なつかしい笑)

ちょうどこの前日、五輪をテーマにした大河ドラマ「いだてん」の放送が始まったのもあって、アイスホッケーへの話題に持って行く入り口として五輪の話を持ち出すことに。
朝、出勤前に急に思い立ちマジックで手書きしたのを覚えています。
そしてあの日からおよそ1年を経て、再びこれを持ち出す日がやって来ました。


なぜなら、

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2020年2月6日から、2022北京冬季五輪出場を賭けた男子アイスホッケー3次予選が始まるからです。

おそらくこの予選が始まること自体、まだご存じないという方も多いのではないでしょうか。
ですのでまず、予選の存在そのものを多くの人に知ってほしい。
そしてできれば日本代表として戦うチームを日本中のみんなに応援してほしい。

おそらくテレビのニュースなどに今回の予選のニュースはなかなか流れてこないと思います。
でも、チームは日本から遠く離れたスロベニアで戦います。本気の勝負です。
だからとにかく、今これを読んでくださっているあなたにはせめてそのことを知ってもらいたい。
そして1人でも多く、周りの方に広めていただけたら幸いです。

それがきっと、選手のみなさんの力になります。



どこで、どこと、いつ戦うの?


2022 北京冬季五輪男子アイスホッケー3次予選
【Men's Olympic Qualification Preliminary Round 3】

<開催地>スロベニア・イェセニチェ

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<参加国>
スロベニア(18)日本(23)リトアニア(24)クロアチア(29)
※( )内は2019IIHF世界ランキング

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<試合日程>
2月6日(木) 現地時間15:30  対クロアチア(日本時間23:30)
2月7日(金) 現地時間15:30  対リトアニア(日本時間23:30)
2月9日(日) 現地時間19:00  対スロベニア(日本時間 翌10日03:00)

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そもそも五輪予選って何?


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下図上段の通り、北京五輪に出場できるのは12枠12カ国。
うち、8枠はIIHF世界ランキング上位の8カ国がすでに決定しており、あと1枠も開催国枠として中国の出場が決定済み。
残るはたった3枠しかありません。
そのうちの1枠を勝ち取るためには、今回の3次予選を優勝で勝ち抜けて、さらにその先に待つ最終予選(8月開催予定)でも優勝しなければなりません。

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強豪ひしめく長い道のりはチャレンジという名の大冒険です。
強い相手を倒しつづける旅はけっこう燃えるでしょ🔥



3次予選って勝つの難しいの?

勝負事はやってみなけりゃわからないと申します。
が、参考までに、日本が参戦するグループG各国との戦歴を見てみましょう。


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一番下が過去の戦歴です。対クロアチアは過去4戦負けなし。良いデータですね。


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対リトアニア。こちらは2018年以降、少々分が悪くなっています。


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最も手強いのは世界ランキング格上のスロベニア。
2014年以降勝ちなしという劣勢で、今回は開催国ということもあり、日本はどアウェーでの戦いを強いられます。
3次予選最終日に控えたこの1戦のためにも、初戦・2戦目と60分勝ちした上で臨みたいところです。



北京五輪3次予選に挑む日本代表メンバーはこちら

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■DF6 山田虎太朗選手 Kotaro Yamada
キャプテン (28才 王子イーグルス)
「監督が掲げるファストホッケーでオリンピック出場を勝ち取れるように、自分に出来る事を精一杯頑張ります。
日本から沢山の応援よろしくお願いします!」

■FW19 中島彰吾選手 Shogo Nakajima
オルタネートキャプテン (26才 王子イーグルス)
「オリンピック出場に一歩前進出来るよう、チームが一つとなってこの大会を戦っていきます。日本時間で夜中の試合ですが、日本からの応援よろしくお願いします」

■DF12 佐藤大翔選手 Hiroto Sato
オルタネートキャプテン (26才 日光アイスバックス)
「オリンピック予選は4年に1回のチャンスなので、勝ってしっかり次に繋げたいです。
一つ一つのプレーに責任を持ち日本代表の為に戦います!」

※オルタネートキャプテンとは?
って思ったあなたにナイスなタイミングでミヨこさんがうってつけのnoteを書いてくれましたのでこちらをどうぞ笑。


……つづきをどうぞ。


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■FW13 寺尾裕道選手 Hiromichi Terao
 (30才 日光アイスバックス)
「日本のアイスホッケー界の為に自分が持っている全てを出し切り戦います!チームが苦しい時に流れを変えられるプレーをします!」

■DF7 橋本 僚選手 Ryo Hashimoto
(27才 王子イーグルス)
「日本の勝利のために全力で自分が日本代表にいる役割を全うしたいです」

■FW15 入倉大雅選手 Taiga Irikura
(23才 ひがし北海道クレインズ)
「チームに勢いを持ってこれるようなプレーをし、日本の為に全力でプレーします。日本からの応援よろしくお願いします」


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■FW27 上野拓紀選手 UENO Hiroki
 (33才 ひがし北海道クレインズ)
「オリンピック出場に向け、まずはこの3次予選を突破することだけを考え臨みたいと思います。
チームに勢いを与えるプレーだったり自分の長所スピードを生かしたプレーで勝利に貢献したいと思います
日本から応援よろしくお願いいたします」

■GK1 成澤優太選手 NARISAWA Yuta
 (32才 王子イーグルス)
「今大会はいつも以上に特別な大会なので自分の役割を100%以上出し、みなさんにいい報告ができるよう、いい準備をして戦っていきます!
日本からの熱い熱い応援よろしくお願いします」

■FW9 高木健太選手 TAKAGI Kenta
 (26才 王子イーグルス)
「前回のオリンピック予選では悔しい思いをしたので今回は自分の役割をしっかり果たしてオリンピック出場に貢献したいと思います」


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■DF22 梁取慎也選手 Shinya Yanadori
 (33才 ひがし北海道クレインズ)
「自分自身3年ぶりの日本代表で、このオリンピック予選という大事な舞台で戦えることに感謝しています。ベテランとなり迎えた大舞台で、チームを鼓舞するようなプレーをし、若い世代が気持ちよくプレーできる環境を作れればと思っています。必ず最終予選に行けるよう、全身全霊で戦いたいと思います」

■DF4 蓑島圭悟選手 Keigo Minoshima
(23才 ひがし北海道クレインズ)
「前回の最終予選は全敗し悔しい思いをしたので、今回はまず三次予選を突破することに全力を注いでいきます。応援よろしくお願い致します」

■FW25 越後智哉選手 Tomoya Echigo
(27才 王子イーグルス)
「オリンピック出場を勝ち取る為に頑張ります。自分の持ち味はハードワークとスピードなので、そこを生かして日本の為に戦います!応援よろしくお願いします!」


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■FW24 大澤勇斗選手 Yuto Osawa
(26才 王子イーグルス)
「このオリンピック予選という舞台に立てることを嬉しく思います。体を張ったプレーでチームへ貢献し、最終予選へ進めるよう全力を尽くします。みなさんの応援が力になります。よろしくお願いします」

■FW11 大津晃介選手 Kosuke Otsu
(26才 ひがし北海道クレインズ)
「この場でしか味わえない雰囲気や緊張感を楽しみながら、持ち味のスピードを活かして貪欲にゴールへ向かっていきたいと思います。必ず3次予選を突破し日本に帰りたいと思います」

■FW17 池田一騎選手 Ikki Ikeda
(27才 ひがし北海道クレインズ)
「初のオリンピック予選ですが、
チームジャパンの価値を世界に証明できるように全力で戦います」


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■FW18 古橋真来 Makuru Furuhashi
(26才 日光アイスバックス)
「決定力の課題が出ているなかで結果を出したい!そしてこの舞台に選ばれている以上、責任を果たせるよう頑張ります。応援よろしくお願いします!」

■FW8 高橋聖二 Seiji Takahashi
(26才 王子イーグルス)
「この大会の為に最高の準備をしてきたので、スペシャルプレーも含めしっかりと自分たちのラインで得点取れるように、チームに貢献したいと思います!日本からの応援よろしくお願いします」

■FW28 佐藤航平 Kohei Sato
(23才 ニューハンプシャー大学)
「日本のために死に物狂いで頑張るので応援よろしくお願いします!」


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■DF2 河合龍一 Ryuichi Kawai
(36才 東北フリーブレイズ)
「日本人として、代表として、責任、規律、犠牲心をしっかり持ちワンプレーを大事にプレーします。相手がどの国でも自分達のやる事を遂行します」

■FW26 平野裕志朗 Yushiro Hirano
(24才 Wheeling Nailers)
「ここに来た意味を証明します」

■DF20 大津夕聖 Yusei Otsu
(24才 日光アイスバックス)
「オリンピック出場を目指し、体を張ってチームに貢献したいと思います。日本の為に全力で戦います。熱い応援よろしくお願いします」


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■GK29 福藤 豊 Yutaka Fukufuji
 (37才 日光アイスバックス)
「応援してくれている方々、そしてここに来られなかった仲間の想いもしっかりと背負い、最高の準備をし、最終予選へ進めるように全力で戦いたいと思います」

■GK30 古川 駿 Shun Furukawa
(23才 東北フリーブレイズ)
「初代表ですが、日本代表の一員として全力で戦います。応援よろしくお願いします」



※日本アイスホッケー連盟Facebookより。



動画配信サイト等での観戦は出来るの?

下記Youtubeにて配信予定があるようです!(2月5日追記しました)



2月6日(木) 日本時間23:30  対クロアチア


2月7日(金) 日本時間23:30  対リトアニア


2月10日(月) 日本時間3:00  対スロベニア



また、おそらく「Olympic Channel」でも配信があると思われます。
チェックしてみください!

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ちなみに4年前の平昌五輪予選はどうだったの?


前回も今回と同様に、予選(2次予選)→最終予選へ、という道のりでした。

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※日本アイスホッケー連盟資料より。


平昌五輪2次予選 アイスホッケー男子日本代表メンバー

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試合結果(ゲームシートが見つからなかったため、記述のみで)

初戦  対クロアチア 3−0で日本勝利
2戦目  対ルーマニア 7−0で日本勝利
3戦目  対ウクライナ 1−2で日本勝利

結果、2次予選グループJは全勝で日本が最終予選へ。

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つづいて最終予選では、日本はグループEに。

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初戦、対ドイツ。完封負けでした。

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2戦目、対ラトビア。

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2戦続けての敗戦で、五輪出場の夢はここですでに途絶えてしまいました。

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最終戦、対オーストリア。

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結果、最終予選は日本全敗で幕を閉じました。


* * *


なぜあえてこれを載せるかというと、悔しいからです。

私はアイスホッケーを見始めて約1年ほどしか経っておらず、じつは前回の五輪予選のことはまったく何も知りませんでした。
でも今こうして過去を紐解いてみても、やっぱり悔しいんです。
五輪出たい。(出てるところを見たい)
何も知らない自分でさえ悔しいのに、チーム、選手のみなさんはどれほど悔しかったかなと。
私には想像することしか出来ないのですが。
けど、信じてます。代表のみなさんの胸に今も宿るものの存在を。

だから今回は全力で日本からブーストします。
というか、それしかやれることってないので。


もしまだアイスホッケーを観たことがない、という方でも
誰かを応援するのが好き、という方。

ぜひその力を貸してください。

まずは、2月6日から始まる3次予選を勝ち抜くこと。
日本は必ずぜんぶ勝ちます。(ことだま)

お見逃しなく。
そして応援と拡散をどうぞよろしくお願いします!



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関谷智紀さんのnoteでより詳しい見どころや展望、選手情報がわかります!
大会前にぜひご一読ください!



キャプテン・山田虎太朗選手のInstagram

(投稿本文より)
Team identityのフラッグ完成🎌 「心を動かす」
日本代表が沢山の人の心を動かす存在になれるように。
そのために結果に拘り頑張ります!



* * *


※ご存じない方のために念のため補足
文中の「日本製紙クレインズ存続のための署名活動」につきましては、その後チームは生まれ変わり、「ひがし北海道クレインズ」として運営を継続しています。


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