パン作り再開!
北海道に移住当初2年ほどは、2~3日おきにパンを作っていました。北海道の小麦にバターに甜菜糖(*^^*)そして天然酵母…自分なりに材料も選び、北海道で作るパンは美味しい♡と幸せを感じるとても大好きな時間でした。
移住初期の知り合いやお友達作りにも、パン作りの趣味があったから会話がはずんだり、いただきもののお礼にできたりと、何度この趣味に助けられたかわからないくらいです。育児にも活躍していました。
しかし、手荒れ、のどに違和感、唇の腫れ、腰痛、精神的な気分の浮き沈み…などから、食事を変えてみようと思い始めたことがきっかけで、移住3年目からパン作りをやめてしまいました。
夫婦でストイックに体にいいものをと徐々に思いすぎて、色々と制限したり、日々の食事時間に子どもたちへ
『よーく30回噛んで食べなさい!』と言いすぎてごはんの時間が楽しくない日もあったりしました…(-"-)反省です。。
私の体調は、
小麦粉を減らし、
水をよく飲む(私は、意識しないと日中に水を飲まないで過ごしてしまうのです。。。)
ストレッチや散歩からでも身体を動かすことを中心にして少しづつ改善していきました。
人は何を食べ、何を食べないか、身体に良いもの、良くないもの。。。
ホントにたくさんの情報が溢れすぎていますが、身体に合うもの、合わないものは、人それぞれだと実感しています。
食事の時間は幸せを感じる時間にしたいですし、心身ともに健康でありたいです。
バランスが大切だと言われますが、まさにその通りで、私たちはバランスを取り戻すために、季節の物をいただき、地産地消も意識しながら、何より
家族で楽しく食事をすることが1番!
と、当たり前ですよね…(*'▽')と思うような答えにぐるりと回ってたどり着いたのでした。
毎日のように作り続けたパンが子どもたちは大好きでしたし、楽しみにしていたので、給食や、いただきもので食べることがありましたが、また作ってほしいとも言われていました。
米粉なら…と何度かチャレンジもしましたが、自分で納得のいくパンが作れませんでした。
ここ数年は、パン屋さんでパンを買うことは特別なお楽しみでした。パン屋さんは素晴らしくおいしいパンを焼いてくれて、プロのお仕事はさすが!もう私はパンを作ることはないかな…とずっと思っていました。
しかし、最近私に心境の変化がありました。
下の子の将来の夢は(今のところ)パティシエです。
図書館で借りてきたおかしのずかんの絵本にはまり、何度も本を眺め、自主勉強に各国の旗とお菓子の名前をびっしりノートに書いたり、外国のお菓子の名前をおぼえてクイズにし、
「『私を元気づけて!』という意味のお菓子はなーんだ?」
と上の子に問題を出していました。何回か出してるクイズですが、答えがすぐ出てこない上の子...(=_=)
「正解はイタリアのお菓子、ティラミスで~す(*^-^*)」
「あ~そうだった!!(/ω\)」ちょっと悔しい上の子…笑
絵本を開き、わくわくしている姿に、いつか本場のティラミスやお菓子をイタリアやフランスで味わう旅がしたいね♡と家族で夢が膨らみます(#^^#)
そんな日から数日…
『私、またパンが作りたい!!』
そんな気持ちがむくむくわいてきました。
そして、そんな私の気持ちに答えてくれるように、時々通っている自然食品屋さんで、この地粉はバランスがいいよ~とおすすめしてもらう機会があり、
米粉と合わせてつかってみようかな!軽い気持ちでしたが、久しぶりにパンの材料をそろえて、最近、約3年ぶりぐらいで!?大好きだったベーグルを米粉と地粉半分で作ってみたのです。
生地をこねている間に、何度も何度も。。
『やっぱり私はパン作りが大好きなんだなー』と胸がじんわり熱くなり。。そして幸せな気持ちが溢れました。。。涙
やめると決めていたことをまた始めるには、きちんとした理由がないと…子どもたちも巻き込んでしまったし。。作りたいだけでまたで作っていいのか。。ぐるぐるひとりで思いを巡らせてしまいましたが。。
やっぱり好きなものは好き…自分なりの方法で工夫して楽しみたい!
時間とともに変化した今の自分の気持ちは大切にしたいと思いました。
久々のパン、しかも米粉率を半分にしたベーグルは初めて焼きましたので、固めの乾燥気味な出来上がりでした。。(-"-)
それでも、できたてのパンの香りに、学校から帰ってきた子どもたちが気づき、嬉しそうな顔ですぐにおやつ時間が始まりました。
『うんまーい^^♪』
『お母さんのパンが最高!』
そういってご機嫌な子どもたちも幸せいっぱいの顔♡
もう作らないって言わなかったっけ!?なんてことは一言も言いませんでした…涙
ぐるぐるしていたのは私だけです…(@_@;)
(確かに材料がいいから味は良いんだけれど。。今度はもっと水を増やしてしてみようかな、オーブンの温度も変えて…)とブツブツ一人反省会中の母をよそに、次々とパンは子どもたちのお腹へ消えていきました(;´・ω・)
食べる人も作る人も幸せな気持ちになるから。もっと美味しく作りたい気持ちがむくむくわいてきます(*^-^*)
わたしの家庭料理なパンですが、今日も家族と自分のために作っています♪