【観光スポット】炭鉱の時代に活躍した橋梁とディーゼル機関車|北海道芦別市
美しい紅葉の中を赤い橋梁が渡されている。
そこへ、貨物列車が音を立てて走ってくる。
芦別の石炭を積んだ列車は、
国鉄線へと向かい、走っていく。
今日は、いまでも在りし日を彷彿とさせる炭鉱遺産・旧三井芦別鉄道炭山川橋梁の魅力に迫ります。
炭鉱産業の最盛期を支えた芦別鉄道
旧三井芦別鉄道炭山川橋梁は、1940年に三井炭鉱から国鉄線へ運行する列車が通った鉄橋です。
ちょうど、炭鉱産業が大いに栄えた時期に石炭運搬で活躍しました。
廃線の1989年までは、石炭運搬だけでなく旅客列車としても活躍したそうです。
現在は、国の登録有形文化財、日本遺産の構成文化財として指定されています。
橋の高さは渓谷から30m、橋の長さは94m。
線路や橋が残るだけでなく、車両が今も線路上に置かれていることがロマンを感じさせます。
眺望広場から四季折々の景色が楽しめる
これらの景色が見られる炭山川橋展望広場では、春夏秋冬、季節を問わずに美しい景色を楽しむことができます。
北海道の遅い春は穏やかな新緑。
夏は、青空に緑の映える明るいコントラスト。
秋は色とりどりの紅葉。
冬は葉の落ちた山の木々と、雪景色。
いつ行っても、その時々の自然環境に囲まれて、橋梁と機関車はノスタルジックで美しい姿を見せてくれます。
アクセス
このスポットは西芦別にあります。
先日作った地図でいうと、2.上芦別・西芦別・野花南エリアの西側です。
芦別市街地から車で10分かからず行くことができます。
炭山川橋の近くにある『日本遺産「旧三井芦別炭山川橋梁」見学用駐車帯』に駐車スペースがあり、そこから歩いて炭山川橋展望広場へ行くことができます。
旧三井芦別鉄道炭山川橋梁は、今でも往時を偲ぶことができる貴重な炭鉱遺産です。
芦別に訪れたら、ぜひ足を運んでみてください。
画像引用元の「炭鉄港 デジタル資料館」(https://3city.net/archives/)では、炭鉄港の貴重な写真を無料で閲覧することができます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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