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丘の上の街で出会ったオリーブのフライ
マルケ州で食べたかったのはオリーヴェアスコラーナ。オリーブにひき肉を詰めてフライにした料理でした。
オリーブのしょっぱさと風味が肉とぴったりで、まさに飲まさるフィンガーフード。
これはレストランで食べたもの。カリッ、ふわっ、キュッとした食感と口に広がる味がたまりません。
帰国後、伝統的な作り方をアレンジして作るようになりました。
👉挽肉は3種類用意します。豚肉、鶏肉、合い挽きです。野菜はタマネギ。
塩、こしょう、オリーブオイル、水で加熱して、白ワインビネガーで調味します。
👉粗熱をとっている間に、オリーブの実をスプーンかナイフで種からはがしておきます。
👉粗熱がとれたら、フープロにかけて肉ペーストにします。
👉肉ペーストにナツメグとクローブパウダー、パン粉と粉チーズと卵、そして、もしあれば国産レモンの皮で調味して、丸めます。
👉まわりにオリーブの実を埋め込みます。そして、フライにします。
どうやって種をとったオリーブに肉を詰め込むんだろうと思っていましたけれど、なーんだ、貼り付けたらいいって気づきました。
それでもちょっと手がかかるけれど、気の利いた「のまさる」料理です。
のまさる、は、北海道弁で、「(お酒を)飲むつもりはないのに、アテがお酒を誘うから、お酒がおいしいからついつい飲んでしまう」という自分のことは棚の上の陰のほうに置きっぱなしにして、アテやお酒のせいにする、それはそれは便利な表現です。
また、食べる気はないのに、おいしいから食べちゃうことを「食べらさる」といいます。
便利でしょう?
よかったら、使ってみてくださいね^^
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![松田真枝](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13307539/profile_4d5d3c7249ac474743d5db4714df7fcd.jpg?width=600&crop=1:1,smart)