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なんですって?8月初めの「雪景色」。それは北海道の新タマネギの名前です。

タマネギ生産が盛んな町、栗山町の西田農場さんから、わたくしの大好物が届きました。

まるで真珠のような美しさのタマネギです。

北海道のタマネギの収穫は秋です。
なので、本州の新タマネギの季節には、我らどーみんは、基本的には前年の秋に採れた保存してあるタマネギを食べます。
まぁ、今は本州から新タマネギが運ばれてきますから、楽しむんですけどね。
あの新タマネギのおいしさを道産で、と開発されたのが、雪景色です。

名前がいいでしょう!!暑い盛りに「雪景色」!!

上の記事は、わたしのnoteに何度かご登場いただいている吉田さん。
栗山町健康タマネギ「さらさらレッド」チームを始めたおひとりです。
西田さんもさらさらレッドメンバー。70年続くタマネギ農家です。
「挑戦するこころを育ててくれるさらさらレッド」の栽培に、もう15年以上取り組んでいらっしゃいます。西田さんは、4,5年も寝かせて作る完熟たい肥を畑に埋め込んで土づくりをするこだわりの男。エコファーマーであることに誇りを持っていらっしゃいます。

その西田さんの雪景色。まずはサラダでいただいて、次に、それこそ本州の新タマネギで作っているうちにウチの定番になったタマネギととうきびのポタージュスープにしました。

ベースの材料は雪景色と羅臼昆布。しっぽという先端部分のカットした部分は買いやすい価格でハサミでちょきちょき切りやすいのです。発酵デパートメントにあります。
すぐなくなるのでタマネギ4個で作ることに。昆布は10センチくらい
バターのニュアンスのあるオリーブオイルを。大さじ2くらい。サラダ油でOKです。
羅臼昆布はカットしています。
塩を振り、冷凍してあった去年のコーンを入れて、100㎖の水を入れて蓋をして蒸し煮です。
ぐつぐつ。味見してみてください、すでにおいしいから!
ここでもう少しパンチがほしいひとは、コンソメ顆粒とか、無添加鶏出汁顆粒とかを塩を入れる気分でひとつまみ、二つまみ入れて味を見てください。
水がほとんどなくなりました。そのまま食べてもOK。
ブレンダー(フープロ)で攪拌します。
鍋に戻し、バターをひとかけいれて、温めます。
水で好きな濃度に調整します。  

 たくさん作ったら、一度では食べきれないので冷蔵庫で冷やしました。
牛乳で伸ばして冷たいスープでいただくのもいいのですが。
パスタソースもいいんですよー。

白くみえるのはホタテです。縦に割っておいて、パスタの湯切りするざるに入れておいて、
パスタの熱で火を入れました。

カッペリーニがなかったので、スパゲッティーニを使いました。
そして、きんきんに冷たいパスタではなくて、室温くらいの、ティエピドでいただくことにして。
冷蔵庫から出したばかりの冷たいソースに、茹で上がったスパゲッティを絡めます。

ほんの少し、隠し味に薄口醤油を垂らしたら、味の輪郭がはっきりして、
もっとおいしくなりました。サクサクな食感になる羅臼昆布がまた、たまらないアクセントになりました。


タマネギに加えて、じゃがいもも、ビーツもオクラも、
「自分がつくってみたい野菜を栽培している」西田さんの
今年の雪景色で、この夏を乗り切れます。
夏だけど、雪景色。。。






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松田真枝
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