![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/45064453/rectangle_large_type_2_b90038caa16f20634e86afd053984d05.jpeg?width=1200)
食べなきゃもったいない!食べる昆布。
そう言われてもー……。
って思う人は少なくない。わたしもそう思っていたもの。
「おでんに入ってるのはおいしい。でも、作るのに時間かかるでしょ。」
「ああ、おばあちゃんちで食べた昆布の煮たやつ、おいしかったけどね、
自分で作る気がしないし。昆布って水で戻すの?」
うんうん、わかります。そもそも食べる昆布と出汁昆布と、どう違うかわかりにくいので、こちらを。
きょうは、食べる昆布の料理がすこーし身近になる調理法のお話です。
こんな煮物ができたらいいなと思いませんか?
(これは昨日作ったルーローハンの残りで棹前昆布を煮ました。)
では作り方です。
まずは昆布を冷凍庫から出します。
え???
冷凍の仕方はこうです。
棹前昆布1袋30gくらいだったら、全部水で戻します。鍋かボウルに水を入れて、さっと洗い、水を代えて15分以上、芯がやわらかくなるまで浸します。
普通はここで調理に入りますが、きょうはそうしません。
水を搾り、使うと思われる分に分けてラップに包み、冷凍します。
解凍して使うことで、細胞が壊れてやわらかくなりやすく味がしみやすくなります。なんといっても、思いついたらすぐに使えるのがいいところです。
使う時はこうして水につけるか流水で溶かします。
かわいいので結んで煮ましょうか。結び目のぷるんとした食感がいいですねー💛。結んでからはさみで切りましょう。
汁に入れて鍋で中弱火で煮ます。30分ほどで食べられます。もっとやわらかいほうが良ければ時間を延ばします。
が、しかし、ここで私の新しい相棒。大同電鍋です!じゃーん!!!
蒸し煮で汁物や煮物を作るときの素晴らしい味方です。
電気スイッチをつけて、散歩して帰ってきたらできてる、お風呂からあがればできている。うれしすぎて涙。
うれしくてお知らせしましたが、普通の鍋で大丈夫です。
電鍋ではカップ1.5の水での蒸し煮で、おでんやさんの昆布のような柔らかさになりました。
昆布は砂糖と醤油によく合いますね。
砂糖と海藻の組み合わせをおかずに食べるって、世界の中で、なかなかないのではないでしょうか。
どちらも、貴重なもので、ハレの場の料理だったと思います。
貴重なものついでに、昆布にスパイスはどうかなと思ったら、
八角の甘い香りはよく合います。
こちらの「昆布と梅干しのしっとり佃煮」もご覧になってみてください。
スーパーの棚にそっと佇む食べる昆布。「棹前昆布」とか「早煮昆布」って書いてありますよ。
冷凍しておいて、煮物に。結ばないで3㎝ほどの長さに切ったらスープの具に。
日本人がずーっと昔から愛してきた味。
煮汁をしかっと受け止めて、うまみ成分でおいしさを増幅します。
となると、まずかろうはずがありません!
どうぞお試しあれ~。
★ルーローハンの、ざっくりした作り方
豚バラ肉スライスを適当に切る。
粗みじん切りのタマネギを茶色くなるまで油でいためる。
粗みじん切りのにんにくとしょうがを加えて炒め、
肉を入れて焼きつけ、
八角、シナモン・クローブをほんの少しを入れ、
酒・砂糖・醬油同量と水を入れて煮る。
ころあいになれば、オイスターソースで調整する。
★参考にしたのは、有賀薫さんのこちらの本のレシピです。五香粉を使ったレシピですよ💕
いいなと思ったら応援しよう!
![松田真枝](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13307539/profile_4d5d3c7249ac474743d5db4714df7fcd.jpg?width=600&crop=1:1,smart)