北海道に天然青海苔があるって知ってますか?
こんばんは。
函館の青海苔がやってきました。
送ってくださったのは、はこだて海の教室実行委員会です。
この会は、函館のこどもたちに豊かな海をつなげ、
海っていいなー!とこどもたちが感じることを、
海のある函館っていいなーっ!!ってこどもたちが誇りに思うことを目的に、青海苔活動をしています。
函館の町は、昔、遠洋漁業(鮭をとりに大型船アラスカまで行っていました)の基地だったり、それよりずーっと昔には、昆布をはじめとして北前船で本州に運ぶ海産物のベースだったり、ずっとずっと海と漁業と生きているのですが、ここ数年は、鮭、いか、昆布などの漁が激減してしまっています。産業に元気がなくなっていることから、
海や漁業にネガティブなイメージが生じているのだそうです(会パンフレットより)。
がしかーし。
この会は、松前町の前浜の青海苔の価値に気づいたのです。
もともとの産地、九州や四国では海水温上昇で収穫量が激減している青海苔は、こどもたちが地元の海を考える大きなきっかけになるのではないかと。
青海苔をとおして、こどもたちと海の未来を考えたいと。
北海道では未利用海産物だった青海苔を使ってのこども向け講座や商品開発、料理コンクールに取り組み、漁協などへの調査を実施するなど、青海苔が身近に感じられるしかけを作っていらっしゃいます。
みなさんは、アクアパッツァ日髙シェフのYOUTUBEをご存じですか?
なんとこの青海苔が登場しています。
どんな料理が良いかとか、直井シェフの生パスタも!
北海道発。こどもたちと未来に向かう青海苔が、あのアクアパッツァでデビュー。
松前や函館のこどもたちが、ドヤ顔でいばってくれるといいなぁ。
わたしがさっそく作ったのは、青海苔と塩レモンとコラトゥーラのスパゲッティでした。
作り方はこうです。
👉オリーブオイルににんにくと鷹の爪を入れて火にかけます。
👉しゅわしゅわした泡はにんにくの水分、臭みなので、それがなくなるまで加熱します。にんにくが色づいてきたら注意してください!
焦げる前に、火を止めてパスタのゆで汁を静かに入れます。
👉茹で上がったパスタを入れて和えます。
👉小さく切った塩レモンと青海苔を入れます。
塩レモンは、レモンをカットして、10パーセントの塩と5パーセントの砂糖に漬けます。ジップロックでやっています。
👉イワシの魚醤、コラトゥーラを隠し味にして仕上げます。コラトゥーラはナンプラーで代用できます。たくさん入れるとしょっぱくなりますから気を付けて。
青海苔の香りと香ばしいような味が突き抜けます。
さわやかな、海の味。
南イタリアを思わせます。
いや、道南の海を思わせます!!(笑)