
生活習慣病を予防しよう
年末年始はどのように過ごされましたか?
いつもより食事量や飲酒量が増え、お腹周りが気になり始めたり、体重が増えたりした方もいるのではないでしょうか。
「一無、二少、三多」という言葉を聞いたことはありますか?
この言葉だけ聞いてもいまいちピンとこないですよね。
どういった意味か解説していきます。
一無二少三多とは?
一無、二少、三多とは日常心がけたい生活習慣をわかりやすく表現した健康標語です。

「一無」:無煙・禁煙
タバコにはニコチン・タール・一酸化炭素など数多くの有害物質が含まれており、全身に悪影響を及ぼします
自力で禁煙するよりも禁煙補助薬の使用が効果的です
「二少」:小食・少酒
・少食
腹八分目の食事を心がけ、偏食せず、よく噛んで、三食食べることのすすめです
主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物をバランスよく摂りましょう

・少酒
アルコールは少量をたしなみ、ほどほどにおさえることです
厚生労働省では生活習慣病のリスクを高める飲酒量(1日あたりの平均純アルコール量)を、女性では20g以上、男性では40g以上としています
「三多」:多動・多休・多接
・多動
日常生活の中で今より身体活動量をできるだけ多くすることです
・多休
しっかり休養することです
・多接
多くの人と交流し、様々な事・物に興味を持って接することです

さいごに
日本生活習慣病予防協会は1月23日を「一無、二少、三多の日」、
2月を全国生活習慣病予防月間と定めています。
いきなり全部を取り組むことは難しいので、まずは小さなことから取り組んで習慣化していきましょう!
(文:H.R)
参考
日本生活習慣病予防協会
https://seikatsusyukanbyo.com/main/yobou/02.php
