ああロシアよ、どうしてそんなにロシアなの?
気がついたら君にぞっこんだ。
惚れた。
染みた。
嵌った。
何がそうさせたのかは分からない。
だって恋だもの。分かるでしょう?
Я тебя люблю...
この上なく高潔なくせに、どうしようもないくらい卑しくて、
呆れるほど本能的なくせに、ぞっとするほど理性的で、
恐ろしいほど難解なくせに、拍子抜けするくらい単純で、
ドキドキするくらい気難しくて、踊り出したくなるくらいユーモラスなのね。なんて素敵なのかしら。
そして、激しく変化を希求しながら、いつまでも永遠と不変を好むのね...
触れれば触れるほど愛しくなって、
知れば知るほど分からなくなっていく。
自分までわからなくなりそうで怖いわ。
でも知ってるわ。
私を、私にしたのはあなた。
私を虜にして、生きるエネルギーを与えてくれたのはあなた。
生きることの哀しみと歓びを教えてくれたのはあなた。
でもあまりに会えない時間が長くて、文献と教科書であなたを調べ、学びすぎたから、本当のあなたを失ってしまった気がするわ...
ああ、もう一度行って確かめたいの。
あなたが私を受け入れてくれる日が来たら、迷わずすぐに飛び込んで行くから、待っててね。
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