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自分の未来は自分で決める・決断すれば楽になる┃為事探し日記⑥

だけどね、自分という人間が、そういう他人からの承認の束を支えとして存在しているという考えには、救われないんだよ。
――平野啓一郎『決壊』

何がしたい、といわれると、
自分の名前で仕事がしたい。

自分の言動や行動の責任は、自分で取りたい。
自分の生きるために必要なものは、自分で獲得したい。

人生の主軸に自分を据えたいんだ。
組織のために生きたくないんだ。
私の大切なものたちのために生きたいんだ。

それは贅沢でしょうか。
それが贅沢というのなら、なんて悲しい世界でしょう。
多くは望みません。高級なものは何もいりません。
持続可能な最小限の分でいいのです。
もらうお金も、あげる時間も。

絶対できないよそんなのっていうかしら。
でも、これは、
できる、できない、ではなくて。
やるか、やらないか、の問題だと思う。

私の時間は、最大限きみにあげたい。
私は、何者かである前に、私でありたい。
ただ、そのために。

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とはいえ、具体的には何も決まっていない。
否、正確に言うと決まってはいるのだが。
好きな服と、着たい服と、似合う服が違う私は、
はたして何を選べばいいのだろうか。

このまま迷っているままではきっと、
「そんな簡単にできないよ(笑)もっとよく考えたら?笑」って言われるに決まっている。上等だ。

笑いたきゃ、笑えばいい。
歯を食いしばって、立ち上がってみせる。
しかし冷静に、確実に、対処しなければいけない。
次は、徹夜で自分経営計画を練るか…

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もやもやと考えていると、不安で不安定で苦しいけど、
決断すると、楽になれるんだね。
決めて、覚悟して、戦うしかない、がんばれ、わたし。
今夜はぐっすり眠れそうだね。おやすみなさい。

僕の前に道はない
僕の後ろに道はできる
ああ、自然よ
父よ
僕を一人立ちにさせた廣大な父よ
僕から目を離さないで守る事をせよ
常に父の氣魄を僕に充たせよ
この遠い道程のため
この遠い道程のため
――高村光太郎『道程』

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