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2024年11月12月の展覧会(東京)レポート - 6ミュージアムの記録
一回書いてみたかったんですよね!
展覧会レポート。
ザクザク書いて、ネットの海に流して、自分の実力を試します。多分、出直してきます。
こんにちは、豊穣です。
※記事にはミュージアムではない展覧会も含みます
私と企画展レポート
大学時代、たまに「展覧会に行ってレポート書いてこい!」という課題があった。しかも複数の講義で。
大学1年~2年の頃は文章力も皆無なので、レポートというよりも感想文になってしまっていた。
ボロクソのフィードバックと共にどうにか評定をゲットする。
でも何年か経つとなんだかんだ書くのに慣れてきて、そこそこの成績になる。
慣れってすごい。
でも、noteは大学のレポートではないので、「分かりやすく、楽しく読んでもらう」ことを目的に書いてみたいな~と思う。
このネットの海には「わ!この企画展行ってみたい!」と思わせる展覧会レポートがゴロゴロあって凄い。
Twitter(X)の140字で「行ってみたいな」って思わせる文章とか、すごいよね。
書いてみよう!
Hello Kitty展―わたしが変わるとキティも変わる―
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■展覧会内容を3行で
・キティちゃんのグッズ史紹介。目で見て楽しむ企画展。
・フォトスポットもグッズも沢山。一人でじっくりというより、人とわいわい楽しむ展示(おひとりさまは少なかった。)
・会場にはキティ誕生(50年前)からこれまでのシリーズのグッズがどっさり飾ってある。レトログッズだけでなく、東博コラボイラストとか、日本の有名イラストレーターたちのキティちゃんイラストとか工夫がたくさん。
■展覧会感想
・影響力を実感し、恐れ多くて1か月ほどキティ「さん」と呼ぶようになる。キティさんのことをあんまり知らなくても楽しめる。50代の母もテンションが上がっていた。ご当地キティさんを集めていた従妹がいたなと思いだす。
・日本でこの秋一番人気の企画展だったんじゃないだろうか。平日昼で入館まで30分以上かかった。この企画展のために素敵に着飾っているお姉さんが多くて、待ち時間も楽しい。海外観光客も多い。
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■展覧会概要(公式サイトより)
会場:東京国立博物館 表慶館(上野公園)
会期:2024.11.1Fri〜2025.2.24Mon
公式URL:https://hellokittyexhibition.com/
【概要】
ハローキティはデビューから半世紀を迎え今や世界中で知られ、愛されています。世の中を見渡しても稀な存在と言えるでしょう。なぜそのようになり得たのでしょうか? そのヒントは、実は ファンひとりひとりとの関係性にあったのです。
本展では 史上最大量のグッズ展示をはじめ、個性あふれるアーティストとのコラボ作品、オリジナル映像コンテンツなど 様々なコーナーで そのユニークさを紐解きます。楽しいフォトスポットも盛りだくさん!
ぜひ皆さんでご来場ください。
グッドデザイン賞受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2024」
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■展覧会内容を3行で
・最新のグッドデザイン賞受賞作品をたくさん見ることができる。無料で!
・生活用品から、最新ガジェットから、建築や都市開発プロフェクトまでとにかく「近未来ってこんな感じか~」を実感できる。
・リーズナブルな商品もあって、購買意欲がぶちあがる。会場外に一部商品を購入できるブースが設置されている。ボーナス前に行くと大変なことになりそうなので避けたほうがいい。魅力的な家電もごろごろあるので。
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■展覧会感想
・自分の趣味や仕事の関連分野のプロダクトは結構わかるけど、専門外の作品は「ここまで時代は進んでいるのか!」とめっちゃ楽しい。行ける年は行くようにしている。知識のアップデートイベント。
・友達とかと行くと、それぞれほしいものが違っていて面白い。Amazonの欲しいものリストがぐっと増えた。「私、グッドデザイン賞の象印のシームレス魔法瓶ほんとほしい。めっちゃいい」って言ったら、同居人はすでに持っていた。ラッキー!
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■展覧会概要(公式サイトより)
場所:東京ミッドタウン内各所(東京都港区赤坂9丁目)
会期:11 月 1 日(金)~11 月 5 日(火)
公式URL:https://www.g-mark.org/learn/past-awards/gda-2024/gde2024
【概要】
商品、建築、アプリケーション、プロジェクト、サービスなど、多彩なジャンルから選ばれた1,500点以上の2024年度グッドデザイン賞全受賞作が集結。最新の受賞製品や人気のグッドデザイン賞受賞製品を購入できるポップアップショップもオープンします。長年愛され続けるデザインに贈られる「ロングライフデザイン賞」の受賞作も紹介。今年のグッドデザイン賞のテーマである「勇気と有機のあるデザイン」の数々を、ぜひ体感してください。
「不在」 ―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル
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■展覧会内容を3行で
・ここ数年日本でも人気のロートレックの作品を色々見れる。
・休館明けの、建物が美しい三菱一号館美術館に久々に入れる。
・コンセプチュアルアートの分野で有名なフランスのソフィ・カルの展示を見れる。コンパクトな展示なので現代アート初心者でも取り組みやすい。
■展覧会感想
・ロートレックっておしゃれだな~素敵だね~と見ていた。ロートレックのポスターの色使い、好きだなあ。
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・中庭のイルミネーションが素敵な冬の三菱一号館美術館、さいこ~!ザ・丸の内って感じ。うっとりする。「三菱一号館美術館におでかけしない?」って誰か提案してほしい。
・ソフィ・カルさん、よく知らなかったけれどコンパクトな展示で飽きずに楽しめる。「コンセプチュアルアートって日本でいうところの草間彌生みたいな感じだよ~」と友達に言ったけれど、そもそも概念広くて合っているかわからない。
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丸の内デートカップルを上から眺める。
■展覧会概要(公式サイトより)
場所:三菱一号館美術館
会期:2024年11月23日(土) ー 2025年1月26日(日)
公式URL:https://mimt.jp/ex/LS2024/
【概要】
三菱一号館美術館のコレクションと展覧会活動の中核をなすアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864-1901)の作品をあらためて展示し、そこに現代フランスを代表するアーティストであるソフィ・カル氏を招聘し協働します。
…(中略)
本展では、ソフィ・カル、トゥールーズ=ロートレック両者の作品を「不在」という共通の主題で展示。斬新なコラボレーションによって、新たな発見や洞察を生み出しながら、同時に当事者が関わることができない展覧会や美術館活動の「存在」について考えていく展示内容となっています。
ベル・エポック―美しき時代パリに集った芸術家たち
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■展覧会内容を3行で
・フランスの芸術が超華やかな20世紀前後(ベル・エポック)の、おしゃれ作品を沢山見ることができる。見るだけで楽しい。
・汐留で、1200円でパリのおしゃれな雰囲気を味わえる。コスパよい!
・「これ、どっかで観たことがあるポスターだな」というのも多くあって、答え合わせみたいだった。『ムーランルージュ』を見たくなる。「ほら、みんなの憧れのパリだぞ~」みたいな展示。最高。
■展覧会感想
・パナソニック美術館、アクセスもいいし、展示も大規模ではないので、今回もサクッと見て回れた。「ほら、みんなの憧れのパリだぞ!好きだろ?」みたいな展示なのだけれど、う~んやっぱ好きかも。
日本人は多くの人が印象派が好きなように、きっとベルエポックのポスター(ミュシャとか)が好きなんだろうな。
この時代を経てディズニーとか生まれたのだなと分かる。うっすらと、時代の潮流を感じ取れて楽しかった。
■展覧会概要(公式サイトより)
場所:パナソニック汐留美術館
会期:2024年10月5日(土)〜 12月15日(日)
公式URL:https://panasonic.co.jp/ew/museum/exhibition/24/241005/
【概要】
19世紀末から1914年頃までのパリが芸術的にもっとも華やいだ時代「ベル・エポック」。本展は、ベル・エポック期から1930年代に至る時代の美術、工芸、舞台、音楽、文学、モード、科学といったさまざまなジャンルで花開いた文化のありようを重層的に紹介するものです。
〈おまけ①〉国際子ども図書館
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建築かっこよすぎ図書館。
え、無料で入っていいんですか…?と思いながら入る。
食堂が安い。そしておいしい。
あと意外と人がいないので、リラックスして楽しめる。
児童書や絵本がメインの図書館だけど、ぶらぶらするだけでも楽しい。
最上階で、たまに小さな企画展をやっている。
実家にあった絵本たちを思い出す。
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場所:東京都台東区上野公園12-49(JR上野駅公園口・鶯谷駅南口、東京メトロ上野駅・根津駅、京成電鉄京成上野駅、徒歩15分)
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〈おまけ②〉黒田記念館
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東京芸大と国際子ども図書館の間にある小さな記念館。
日本近代洋画の父の黒田清輝から名づけられている。
ここも建物が超かっこいい。
階段のアールヌーヴォー風の装飾とか、こそこそ触ってしまう。
まさに「静謐」という言葉がぴったりの建物。
企画展もやっていない時に行くと、人がいなくてしんとしている。
無料で上野で異世界にトリップできていい。
場所:東京都台東区上野公園 13-9(JR上野駅公園口・鶯谷駅南口、東京メトロ上野駅・根津駅、京成電鉄京成上野駅、徒歩15分)
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ふ〜!よく書いた!
おまけ【書いた感想】
「感想は、まとめて一気に書くよりも見終わったその日の熱量がピークのときに書いたほうが楽しい!」
おしまい