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#12 これがオーストラリア流!お洒落でカラフルなクラスルーム〜オーストラリアの学校現場から〜

こんにちは。オーストラリアの小学校でアシスタントティーチャーとして働く2児の母、ホジコです。

今日はオーストラリアのお洒落すぎるクラスルームについてシェアしてみようと思います🤗

クラスルームと言うとみなさん共通したイメージを思い浮かべることと思います。正面には黒板があって、左前に先生の机があって、生徒の木製のテーブルと椅子が整然と並べらてていて、教室の後ろにはロッカーがあって、後ろの壁には習字や工作の作品が並べられてみたいな。
日本の小学校ってこんな感じですよね。

対して、私が感じるオーストラリアの小学校の教室の特徴は、、、
●とにかくカラフルで明るい
●先生の個性が反映されていて、まるで先生の自宅に招かれたよう
●カウチやクッションなどが置かれている
●テーブルの配置が決められていない
●全クラスルームの雰囲気が違う
●校庭も学校ごとに雰囲気が違う
といったところです。

実際に写真でお届けしたいと思います。

1 低学年はカラフルでポップな教室

こちらの1年生の教室は緑がテーマカラーになっています。

お隣の1年生のクラスはオレンジコーデです。同じ1年生のクラスでもテーブルの配置が異なります。授業の内容や生徒の集中度に応じて、年に何度か机のレイアウトを変更して席替えをしているようです。

こちらは幼稚園のクラス。色とりどりの工作が所狭しとディスプレーされています。

こちらも1年生の教室。自由に遊べる知育おもちゃがたくさん置いてあります。おもちゃは先生の私物だったりもします。日本の小学校にはレゴや積み木などの遊び道具はクラス内にはなかった記憶があります。

教室の中に簡単なキッチンや手洗い場があったりするのも特徴です。日本だと廊下で水飲みや手洗いをするように空間が仕切られていますよね。

こちらは我が家の子供たちが通った幼稚園の園庭。学校によって校庭の広さや遊具の種類が異なります。

ランドスケープを大事にした園だったので、年間を通じてたくさんのお花や緑に囲まれています。
遊具も何十年も前に手作りで作られたものばかり。手で作られた遊具は味があります。

教室に飾ってある作品がカラフルなので、必然的に色とりどりで明るく感じるのかもしれませんが、開放的で元気な気分になる低学年のクラスルームです。

2 先生の個性が光るユニークな教室

高学年になると先生のテイストがより濃く反映される気がします。私が大好きな先生のクラスには、観葉植物が所狭しと並べられておりお洒落でリラックスできる空間です☘️
4年生の教室がこちらです。

ビンテージの棚もとってもお洒落です。

クラスの中で小さなお魚も飼われています。

小さなお魚たちが右下あたりにいます。

部屋の隅にはカウチもあって子供たちはここで読書したりグループワークをしたりします。

カウチと言えば、かなり多くの先生がマイチェアを教室に持ち込みます。

素敵ですよね??
無機質な教室ではなくて、先生の自宅にいるような感覚ではないでしょうか。隣の教室は別のテイストだったりするので、全クラスルームをまわるだけでもワクワクしちゃいます。

「学校や先生に個性がある」と言うことを #2いい学校ってどんな学校だろう?で書きましたが、クラスルームからもその個性が伝わってくるのではないでしょうか。



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