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#24 これまでの保育を振り返って-前編-

探究スタジオを始めて、1年が経ちました。

不定期になりつつあるなか、購読をしてくださり本当にありがとうございます!

これまで、私の保育観にシフトが起こったのは、大きく分けると2回あったと言えます。

1度目は、「教える」から「引き出す」へのシフト。

2度目は、「引き出す」から「あふれ出す」へのシフト。

今回は、前編と後編に分けてのnoteとなります。

前編では、私が20代の頃、どんな保育の営みをしていたのか。どんな気づきがあったのかを書いていきます。

後編では、シフトが起きて、どんな未来が待っていたのかをテーマにしています。

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例えば、製作の活動では、手順が決まっているのが当たり前だと思っていたし、「同じ作り方で個性が出るよね」なんて言葉も当然のように使っていた。そんな20代前半だった。

導入があり、手本を見せ、空の色は水色で、地面の色は茶色、端まで塗る、それができるように問いかけるが当たり前だと思っていた。その問いかけが自分で考える力を奪う可能性があるとは気づかずに。

就職して間もない頃は、違和感を持っていた。

「子どもにとってどうなんだろう」と。

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992字

私にとっての「保育」という存在にも向き合っていきたい。子どもにとっての「保育」も、保護者や社会にとっての「保育」も考えていきたい。その営み…

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