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#18 開かれた保育園を目指したら起こったこと

子どもの今と未来を豊かにしていくために、子どもと関わる大人のサポートも大切だよね。状況は変わらなくても、在り方が変わることでふっと軽やかになる子育てを多くのご家庭と共有したい。閉鎖的になりがちな保育や教育の現場を変えたい。のいえ保育園は開かれた保育園にしたいね。

ちょうど2年前に、のいえ保育園の未来を職員と対話した内容です。

詳しくはこちらのnoteからご覧いただけます。

「地域とともに在る保育園」

そのために取り組んできたこと。

今起こっていること。

今回は、それを書いていきます。

保育園を開園するにあたって

ニュースでは、近隣に住む方から反対や心配の声が上がるといった話をよく見ていたので、私たちにも起こる可能性があることは想定していましたが、開園を心待ちにしてくれる方がほとんどでした。

それは、まちの風土によるものが大きいですが、このプロジェクトには前提も影響しているように思います。

「まちとつながる施設を目指そう」
「地域がゆたかになるため【の家】のような施設にしよう」

だから、反対が出ないようにではなく、「まちの暮らす方々の話を聞いて、地域の魅力や課題に感じていることを聞いていこう」という姿勢がプロジェクトチーム全体にありました。

保育園を開いていくためには地域の皆様とパートナーシップを築くことが必要だと思い、取り組んだことをいくつか紹介します。

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私にとっての「保育」という存在にも向き合っていきたい。子どもにとっての「保育」も、保護者や社会にとっての「保育」も考えていきたい。その営み…

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