#9 保育の営みと探究するあり方の関係
このnotoは、『探究スタジオ』の2020年の締めくくりの投稿となります。
激動の2020年。みなさんお疲れ様でした!
あと少し、くれぐれも体に気をつけて、よき新年をお迎えください。
(年末年始にお仕事がある方もいますよね。本当にお疲れさまです。)
さて、今夏より始めたこちらのマガジンですが、月に2回お付き合いいただきありがとうございます。
今回は、マガジンのタイトルにある「探究」について触れていきます。
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ご存知の通り、ここでは2つある「たんきゅう」のうち、”究める”方を使っています。
それぞれを辞書で引くと、
となっています。
高校教育で導入される探究型学習。私自身は2015年より探究型学習に関する取り組みに触れていました。
小学校での実践例もあり、乳幼児期から大学生、その先の人生をも貫く資質や能力を磨いていく上でも探究という言葉が用いられることがあります。
現在、私は保育園の開園に向けて準備をしていますが、その中で保育者にとって大切な「探究するあり方」について職員と対話を重ねており、それこそ探究する日々を過ごしています。
私たちにとって探究とは?
私たちは社内で探究をこう定義しています。
プロセスとしては、
心が動いた瞬間をキャッチ(発見、感動、興味、好奇心、疑問、違和感など)
↓
問いが生まれ、
↓
仮説を立て、
↓
観察し、(事実と主観を整理するなど。観察はどの場面にも登場しています)
↓
アクションを起こし(しない選択も含め)
↓
振り返りをする(よかったことも悪かったこともフェアに扱う)
↓
問いを立てる
・
・
・
となります。
「赤いりんごとあおいりんごがあるのはどうしてだろう?」
そういった疑問からでも探究のプロセスを通っていくと思わぬ気づきや学びがあるものです。
私たちの探究には対話の場が欠かせませんが、
1人ひとりに違いがあることを前提とし、
必ずしも分かり合うことをゴールとはしません。
何ができてもできていなくも、「あなた」の今をそのまま受け取る。
相手に起きていることをそのままのカタチで受け取る。
そこから生まれる対話を大切にしています。
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保育は人生そのものだ!
私にとっての「保育」という存在にも向き合っていきたい。子どもにとっての「保育」も、保護者や社会にとっての「保育」も考えていきたい。その営み…
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