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一斉保育が好きなんです。
わたしは一斉保育がすごく好きです。
一斉保育とは
制作、運動遊び、行事に向けてなどなんでもいいんですが、
目標や活動内容が明確化されていて、
指導計画に沿って保育活動を進めていくという感じで、
分かりやすく言うと、
クラスみんなで同じ時間同じことをする時間です。
自分が幼き頃は当たり前に一斉保育で。
学生時代でも一斉保育について学ぶことも多かったし
実習先の部分実習や責任実習も
一斉保育をやらせていただきました。
ここ最近の保育は
一斉保育についてどうなのか?と言われることが
増えてきました。(わたしの履き違えだったらすみません。)
個々を大切に!!自由!!みたいな風潮?が
すごく強くなってきているように
個人的には感じているんですが、
うーーーーん。
わかるっちゃわかるんだけど、
一斉保育はダメーーーー!!みたいに
考えられているとするならば
それは違うよなぁと思うのです。
わたしが一斉保育が好きな理由は
クラスの一体感、協力的な姿勢、一斉なのに個々の成長が分かり、さらにクラスの成長も感じられる。
『切磋琢磨』というと、ちょっと体育会な感じに
聞こえてきますが、ちょっと違うんですけど、
ゆるゆる~ふわふわ~と気づいたら
あれ!!こんなこともできるようになってたの😳!!
と、気づいたりして、すごい面白いなと感じるんです。
一方で、
子どもの主体性が尊重されないとか
個人のレベルが 見落とされるとか
やりたくない子はどうするのかとか
自由な発想がなくなるとか
言われることもあります。
でも、そうかなーーー🤔とも思うんです。
1日の中で、一斉保育と自由保育を
バランスよくとりいれることで、
このデメリットは解決されやすいのではないかと
わたしは考えていて、
ずーーーーっと自由保育でいいかっていうと、
それもまた違うのかな。
ずーーーーっと一斉保育、設定保育だと、
これはデメリットが浮き彫りになるのは納得です。
子どもたちも疲れちゃうし、保育者も疲れる!!笑
例えば月の制作をするとして、
何を作るかは保育者が設定するけど、
ポイントポイント自由を取り入れてみる。
こどもたちの発想を全面に出せる機会をつくる。
そうすると、
「先生、この色の絵の具が欲しい」
「先生、この折り紙こっちに貼り直していい?」
クラスの子どもの数分アイディアがあふれて
部屋いっぱいになっていって、
「絵の具ね!!作るよー!!」
「折り紙、貼り替えていいよ!いいアイディアだね!!」
「この色使い素敵だなー」
わたしも楽しいが止まらなくなります( •̤ᴗ•̤ )♡
折り紙をおるのが好きな子、苦手な子
力量に差があるのは事実です。
でも、得意な子にミニ先生になってもらう。
「先生、分からない!!」と気持ちを言葉にしてみる
わかんないけど、なんか折ってみる😂⇽これがめちゃくちゃ可愛い♡笑
色んな子どもの姿が見られるんですよね。
前回の折り紙は分かんなくて泣いてたのに
今月の折り紙は友だちに「教えて」って
自分で言えてたな。
前回より今回の折り紙は角をしっかりあわせて
丁寧におれていたな。
前回の制作からの成長も感じられます。(他人との比較ではなくその子の成長比較です。)
行事の練習などでも、わたしは
やる演目は決まっているけれど、
やり方はわりと子どもたちと決めていくことが多いです。(受け持つ年齢にもよりますが。)
一斉の中に自由を取り入れていく
個人個人の好き、苦手、意欲を確認しながら
進めていく一斉保育は
本当に楽しいです。
だから、
一斉保育はダメ!!という風潮が
無くなるといいなぁと
個人的には思います。