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様々なことに首をつっこむ超メリットに気づいた話

スーパーデザイナーのmisshygoです。嘘です。こんにちは。
突然ですが、みなさん興味の幅ってどれくらいありますか?
薄々気づいていたのですが、私そこそこ広くてですね、色々なことにいつでもどんな時でも昔から興味を薄く広く持ちがちなんですよね。

現在勤めている会社の上長にも、この話持っていったらあの人がすぐに飛びつく気がすると警戒されがちだと聞きます。笑
もちろん、趣味というレベルに深くこだわっているものもあったりするんですが、大体浅く広くが多い感じがします。

「RANGE」という本を読んだ話

先日、この本を買いました。「RANGE」知識の幅が最強の武器になる
気になった本はいつも片っ端から全部読むので、この本も特に何か感動したとか何か特別必要になったとかではないんです。
たまたま読んでみたんですよね。

かなり自分にとって驚くべきことが書かれていて、2022年読んだ本で一番印象に残っています。この本を読んですぐ後は、周りにいる方々に強く勧めていました。でもみんな読んでないのでは?w

今まで、一つの知識やジャンルを極めることがかっこいいし最強だと信じていました。今でもそう思っている部分はあるのですが、この本には、それだけだと全然足りないと。たとえば、Aというジャンルの第一人者になったとしても、となりのA2というジャンルのことを理解していなければ、Aのジャンルの中で誰も謎が解けなくて長年困ってた難問の解き方にも気づけないと。更にいうとAだけでなくA2やRみたいな少し離れたジャンルの概念も知識として持っておきさえすれば、Aというジャンルの中でもっと強くなれるという話です(めちゃわかりづらいかもしれない。ごめんなさい)本の中ではこう書かれています。

思考の幅があることによって、遠く離れた領域やアイデアが結びつく。

RANGEより

詳しくは是非是非読んで欲しいのですが、この内容に関する著者の見解を含むエビデンスがたくさん書かれていました。知識を狭く深く得ることは大切ですが、幅広く考えられるようになることはもっと素晴らしい化学反応があるということです。

実践

そして、タイトルの話に戻ります。
私は最近の心がけとして、人にこれやってくれないかな?とかこういう仕事はどう?みたく聞かれたりするときにできる限り断らないようにしてみました。この本を読んだ影響もあり、どんどんやったことの有無や好き嫌いせずに色々やってみようと思ったんです。
それで、会社の本流に関係ないと思われるような結構風変わりなプロジェクトや、そんなことできるかわからんぞ?!といった仕事まで色々と引き受けてみました。つまり「超首をつっこんできた」ということです。

実践したことによる感想

それでながらくやってみて、実感として強く思ったことです。

「全てが色々な形で繋がっているということ!」

全然関係ないようなところでもどんどん繋がります。自分の行ってきた活動の全てが相互に複雑に作用しているような感覚。
一つ理解度が上がったような感覚で各々の仕事ができるようになってきたという感覚になりました。色々な場所に知識や経験が増えて、大きな経験の枠の中でコアスキルにさらに深く臨むことができるようになるなと。

コアスキルから広がって点在する知識が大きな塊の経験となる図

そして振り返れば、元々3Dアーティストというキャリアから始まり、ゲームのUIデザイナーを兼務し、脳トレというゲームでは、漢字のテストを作り、2億円の機械で1人で脳血流の測定ができるようになり、さらに興味の枠が広がり、スマホのUXとかUIの体験を考えたり作るようになり、それから知識や経験を増やし、サービスデザイナーになり、自治体と折衝をしたり、プロダクトのデザインをしたりスケッチを描いたり、ロボットを作ったり、政治家のSNSのコンサルをしたり、やる気がなくなったデザイナーのやらなくなった続編のイラストをその人のテイストでかいたりとか、きたボールをなんでもやってみて思うのは、最初はやったことないので戸惑うけど、経験の枠の広がり方がすごいということ、そしてその時の苦労や戸惑いは、次の何かにたくさん活きてきすぎるということ。

本の言う通りだなと、最近特に実感しています。なので、首をつっこみがちで、意識が散漫だなとか言われたことのあるそこのあなた!それはあなたの武器になりますよ。とお伝えしておきます。

本読んでみてね!

それでは良いデザインライフを。

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