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どうする?負動産の実家31 借家人退去
限界集落にある築100年超の実家。2016年に父が緊急入院して2年半、空き家になっていましたが、2019年4月に借家人が入って、父の家は息を吹き返しました。この件については以下で書いています。よろしければどうぞ。
https://note.com/hoho1064/n/nc879c9987efd
近隣の方も喜んで、新たな住人と交流を深めてくれているようでした。実家がどんな風に使われているのか、わたしは直接見ていませんが、風のたよりでお元気そうだと聞いていました。落ち着かれて、山菜採り、川遊び、鮎釣り、キノコ採りなど田舎の春夏秋を存分に楽しまれたでしょうか?
都会から移り住んでこられたYさん、山間の冬の寒さが体にこたえないかしら?とちょっと気がかりでした。
田舎あるあるですが、変化が少ない集落では、新しい住人が耳目を集めるというか、みんな何でも知っている!という状況なのです。これが嫌だと思う方もいるかもしれないですね。
たとえばわたしが帰省すると「あぁ今週帰ってくるって言うてたよね~」と近所のおばあさんに声をかけられて「わたし、あなたに帰省の件は話していませんよね?」と心中びっくり。集落の誰かに電話すると、翌日には集落のみんなが知っているのです。
2020年夏。Yさんが親の介護で都市部に戻ることになり、退去の申出がありました。わたしはその話も、まず人伝えで聞きました。
退去後の確認に行ってもらうと(コロナ禍で移動自粛しており、わたしは実家に近づけそうにありませんでした)、実家内部はYさんの手で生まれ変わっていました。1階の畳、ふすま、障子がすべて張り替えられ、塗装し直されていました。ボロボロの階段が新しく作り直され、傷んでいた床も張替え済。
Yさん、本当に自力で手入れをされたのに、もったいないです!
「短い間でしたが、畑やDIYをして、田舎暮らしの夢が叶いました」とお手紙をいただきました。一度お目にかかっただけの方でしたが、やはり思っていた通りの方。長く住んでいただけなくて残念でした。
2020年夏から、父が肺炎を繰り返し衰弱していったので、実家は誰かに貸すこともなく、父の仕事場だったプレハブを解体し、実家じまいは少しづつ進んでいきました。
また空き家になった負動産の実家。さてどうなることやら
つづきはこちらでよろしくお願い致します。
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