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どうする?負動産の実家26 賃貸断念

限界集落にある築100年の実家。
25でお話したように、空き家バンクさんから親切なアドバイスとサブリース契約の提案をいただきました。https://note.com/hoho1064/n/n73fe5d23bf35それをもとに姉妹で話し合いました。主な選択肢は3つ。(これはあくまで素人の主観です。)

1・空き家バンクとサブリース契約を結ぶ。
2・借り手と直接賃貸契約を結ぶ。
3・放置?

1・空き家バンクとサブリース契約を結ぶ。
メリット
・わたしたちは空き家バンクと契約を結ぶので、自力で契約書を作る必要がなく、心理的負担が少ない。
・借り手と、家の不具合や補償などの面で直接話し合う必要がなくなる。
デメリット
住めるようにするための初期補修費用は、負担しなければならない。躯体を含めると、いくらになるか見当もつかない。賃貸に出しても回収の見込みはない。
・半年前に契約解除をお伝えしなければならないので、父の死亡後すぐに、売却手続きを開始できない。

2・借り手と直接賃貸契約を結ぶ。
メリット
・わたしたちが、改修費用を負担しなくてもよい特約契約を結べるかもしれない?
・仲介がないので、すべての話がダイレクトに届いてくる。
デメリット
・自力で調べ、借り手と交渉し、契約書の作成、押印を行う必要がある。
・特約を結んでいても、法的に責任を負わずに済むかはわからない。
・トラブルが起きた時に、素人のわたしたちでは対応できなさそう。

1、2のどちらも、デメリットが大きすぎて踏み切れません。

3・放置?
姉妹から、「もし実家を相続放棄するなら、貸さない方が良いのでは?」という意見がでてきました。

「相続放棄かぁ」

「実際、相続放棄って、簡単にできるの?」ということを、Google先生に教えていただきました。わたしたちが相続放棄しても、存命中の父の兄弟に相続が発生して迷惑をかけるのを防げば、法的には可能そうでした。家庭裁判所に申し立てるため、専門家にお任せすることになりますが(詳細略)。

売却できるならそうしたいのですが、もし売却ではなく相続放棄するなら、死後3か月以内なので、実質的には、サブリースも含めた賃貸には出せないよねーという結論になりました。

ということは、放置?いやいや、放置はしないと決めました。ということは、ずーーーっと台風や大雨のたびに、ご近所に迷惑になっていないか実家の心配をして、庭に除草剤を撒いて、父がいない家の町内会費を納め、最低限のライフラインである水道・電気・トイレの浄化槽の管理代を納め…。

たとえ父が亡くなったあと、3か月以内に相続放棄できたとしても、あの古い家を朽ちるに任せて放置するのは、集落に申し訳ないという気持ちが残って、モヤモヤします。
※相続放棄後も管理義務は発生するようですが、この段階ではよくわかっていませんでした。ケースバイケースなので専門家にお聞きください。

あぁ。誰かいい人が、ただでいいから使ってくれないかなぁ…。
実家じまいの続きは下記より。気になっていたシロアリ駆除を頼みました(涙)




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