どうする?負動産の実家23 賃貸は無理?
賃貸希望の方と電話で直接話し合う
2019年春。築100年超の実家を借りたいという人が現れました。内見を済ませた賃貸希望の方と、直接電話で話すことになりました。
ドキドキ。
※直前の経緯は、
https://note.com/hoho1064/n/nbcc0e58e14dd
希望者からは、
「和室の畳がふわふわしているけれど?
玄関の備えつけ下駄箱や仏壇は撤去してもらえる?
階段がボロボロ粉を吹いているのはシロアリ?」
など、矢継ぎ早にいろんな質問がありました。
話せば話すほど、正確に答えられない自分に気づきます。
わたしの期待はしぼんでいきました。階段補修や畳替え、シロアリ駆除など、他に不具合はいくらでもありそうです。なにしろ築100年は超えていますから。雨漏りはありませんが、この先、いつ雨漏りするかもわからない。
トイレも、灯油で沸かすお風呂も、リフォームしてから20年は経っている。貸せる状況まで持っていくのに、さて、幾らかかるんでしょう??
改修費用に見合う収益は、絶対あげられない(確定!)
空き家バンクのサイト情報をみていると、毎月の賃料は2~3万円が相場のようです。果たしない改修費用に見合う収益はあげられそうにありませんでした。
あぁ、貸せるような状態じゃないとよくわかりました…。ここはもう、正直に話そう!
「ごめんなさい。改修費用を負担しても、それに見合う収益はあげられそうにないので、姉妹と相談して、賃貸に出すかどうか、再度お電話で回答しますね」
話が具体的になってはじめて、いろいろ検討することがあると気づきました。(遅いよ!)
わたし自身は学生時代を含め、8回の引っ越しを経験しています。そのうち6度は賃貸物件。2度は売買物件。持ち家を賃貸に出したこともあるので、なんとなくわかっているつもりでいました。
しかしこれまでは、すべてアパートかマンションで、不動産業者が仲介していました。不動産業者が仲介しない賃貸物件の貸し方って、具体的にどんなことするのか全くわかっていませんでした(溜息)。
調べだすとわからないことばかり。
「瑕疵担保責任※」ってなんだっけ?
「契約書」って自力で作るってこと?
「火災保険入ってるけど、賃貸に出したらどうなる?」
こんなことで大丈夫でしょうか、わたしたち。つづきは下記より。
※瑕疵担保責任は、法改正後、契約不適合責任となり、内容も変更があります)