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どうする?負動産の実家25 空き家バンクに相談

空き家バンクの方からのアドバイス
23でお話したように、限界集落にある築100年超の実家は、不具合がありすぎて、貸し出すリスクが多そうでした。そこで、実際に実家を現地調査してくれた空き家バンクの方にアドバイスをいただきました。

・傷んでいるとはいえ、この値段(2万円予定)なら借り手はいると思う。
・田舎の空き家は不動産業者は対応していないことがほとんど。
・古民家で耐震基準を満たしているところはあまりない。
・地震など、起こりうるリスクは限りなくある。そのリスクを考えるなら、古民家は最初から選択肢にならないのでは?
・借主が不具合を軽く見積もる可能性あるから、再度現況をみてもらうべき。
・貸主(わたし)が貸出条件をきちんと決めてから、先方にオファーすること。(ぐらぐらしないってことですね)
・貸主が遠方で、細かい対応できないなら空き家バンクでサブリース契約という方法がある。
・悪条件もすべて込みこみで、貸主が何も負担せずに借主に丸投げする場合は、サブリース契約はできず、本人同士が直接契約を交わす形になる。前時代的だが、それほどトラブルは聞いてない。

空き家バンクでのサブリースについて(当該バンクで2019年当時の情報)

・貸主が空き家バンクに業務委託し、借主は空き家バンクと契約する形。実家の場合なら、借主は月々空き家バンク1万円と、家賃2万円の計3万円を、空き家バンクに支払うことになる。
・サブリース契約は最低限の生活ができることが条件。貸主(わたし)がシロアリ駆除、躯体の修理、給湯器等が使えなければ修理負担しなければならない。長く借りてもらえれば回収できるのでは?
・台風などの雨漏りは保険対応可能。
・細かい不具合については、借主が了承済みという契約を結ぶことは可能。
・サブリース契約を結んだら、契約は2年ごとなので、貸主からの解除申出は、半年前にしなければならない。

…おおよそ、以上の話がありました。
空き家バンクさんとサブリース契約を結ぶと、いろいろお任せできて、トラブルにはなりにくそうでした。
実家じまいの続きは下記より。




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