どうする?父親の施設入所5 療養型病院
父は、実家の最寄り駅にある療養型病院に転院することになりました。
転院先の条件としては、
・(可能であれば)医療施設が併設されていて、多少の病気なら施設外に「入院」すせず、医療処置をしてもらえること。
・わたしたち姉妹のアクセスが良いように、電車駅の近くであること。
・叔父叔母が面会しやすいように、実家に近い場所であること。
・マイペースな父が過ごしやすいように個室がみつかれば尚、良い。
元々あまり病院や施設がない地域。実家の最寄駅に近く、父もよく知っている病院に転院することになりました。そこは療養型病院で、伯父も最期を過ごした場所です。外科・内科の外来もあるので、それも希望通りでした。
転院当日の父はものすごく元気で、看護師さんに手を振られ、機嫌よく中央病院を退院しました。新しい療養型病院は、食事のあとだったので、食堂とリビングには誰もいませんでした。
翌日わたしが行くと、さっそく、「理学療養士と看護師さんが知り合いだった」と父は喜んでいました。ことばが、地元ことばなのも嬉しかったようです。中央病院は、ちょっと都会にあるので、微妙にことばが違うのです。川と山が見える部屋で「地元に帰ってきたなぁ」と思ったようでした。それは良かった良かった!
食事の時間になって、食堂で父が大きな声で「こんにちわ!」と挨拶しているのですが、誰からも返事がありません。みな車いすで俯いているか、目をつぶっていて、そもそも食堂で食べる人があまりいません。
療養型病院って、やっぱり重症の人が多いんだなぁ。お父さんは元気だもんねー(不安)。
翌々日午後に行くと、父は、入浴が機械で嫌だったようでした。「機械でガーーーーって、やられるんや!」と怒っていました。転院当初、「入浴はシャワー浴だけです」と言われて、わたしは、あぁそうですかと思っただけですが、機械で洗われるのは感覚的にこたえるものなのかもしれません。入浴拒否にならないといいけれど。
ちょっと不安…。でも叔母も様子を見に行ってくれそうな距離、お父さんんの同級生の自宅も近い。大丈夫かな。後ろ髪をひかれながら帰宅の新幹線に乗りました。
父の施設入所のつづきは下記より。不安的中です。