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どうする?負動産の実家24 賃貸は無理?2
築100年超の古家を貸すリスク
2019年春。
築100年超の実家を借りたいという方が現れました。その方と、電話でお話してみると、実家の不具合を改修する費用がかさみそうでした。賃貸に10年出しても、回収できないような費用です。あちこち傷んでいるのは、わかっていましたが…。
ふくらんだ期待がしぼんで、姉妹に連絡してみました。
姉妹の会話
私「シロアリは駆除するとして、階段まるごと取り替えとなるとすごい費用がかかるから、その費用、ぜんぜん回収できないよーーー」
妹「誰か、修理しなくてもいいって言う人に貸したら?」
私「そういう時は、家の不具合について補修費用は出さないという特約を結ぶらしいんだけど。瑕疵担保責任っていうのがあって(※2020年改正。「契約不適合責任」内容も変更がありました)、賃貸する物件の不具合をあらかじめ説明しないといけないんだよ。とりあえず雨漏りはしてないけど、実際、屋根がどうなってるかわからないし、家の全部の不具合なんて把握できないよね~。雨漏りで家財がダメになった時とか、どうするんだろう?」
姉「貸家にするのは、法律に詳しくないと難しい問題がありそう。お父さんが一人になってから、ほとんど手入れをしていないから、本気で住もうと思ったら手入れしないと住めないよね」
私「民法上は結構、貸主(わたし)の立場は弱いらしいのよ。修理を要請されてもやらないと、勝手に修繕されて多額の費用が発生するこのもあるので、古家を貸すのは、トラブルがつきもののよう。ネットを調べていたら、いろんなトラブル事例がでてきて、なんか貸したくなくなってきた(涙)」
姉「空家バンクの人に相談してみたら?
バンクのサイトだと、結構、古い物件が出てるよね」
私「そうよね。契約書のサンプルもないか聞いてみる」
…。ということで、古家の売買や賃貸の実例に詳しい空き家バンクさんに相談してみました。トラブルが苦手なわたしとしては(得意な人はあまりいないと思いますが)だんだん、貸さない方に気持ちが傾いていました。
実家じまいの続きは下記より。
https://note.com/hoho1064/n/n73fe5d23bf35
※この情報は2019年春当時のものです。当時ネットで調べたことを元に会話していますので、あくまで所感です。事実と異なるかもしれませんので、素人の会話としてお読みください。