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金宮レフ~焼酎の紙パックで作る優秀な撮影機材~

自宅の豊かな西日を使って、よく文房具などのブツ撮りをしています。
半逆光に構えて浅めの被写界深度で撮影したものが、わりと海外ウケしやすく、そこそこ売れます。
豊かな西日といいつつ、コントラストやシャドーを調整するために抑えのレフ版が必要なのですが、試行錯誤の末たどり着いたのが「金宮レフ」。

金宮レフの作り方

作り方もへったくれもありません。
そもそも捨てる前に洗って干してあったやつを、まっすぐに切っただけ。

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これでもう完成です。
唯一の注意点としては、紙パックの金宮を買うこと。

「金宮焼酎」とだけ念じて買い物に行くと、うっかり瓶の金宮を買ってしまうかもしれません。瓶ではレフ版に加工するには無理があります。

紙パックの内側はこのようにマットな反射面となっており、まるでレフ版に生まれ変わることを予定しているかのようです。

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金宮レフの使い方

紙パックの折れ目に沿って角度をつけて立たせることができるため、なんと自立します。

例えばこんなカット。
画面上方から差し込む光で対象物の立体感がよく表現できます。

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これが金宮OFFの状態。
そこに、ポンと金宮レフを立てて金宮オン!にすると。

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こんな具合です。

なんか問題ある?(紙パックという見た目以外)

そもそも紙なので軽いし、収納時は半分に折りたためばA4程度の大きさ。なんならカメラリュックに入れて持ち出すこともできるけど、そこはちょっと見た目の問題が心に引っ掛かります。

そもそも金宮焼酎とはなにか?

ちなみに「金宮」との出会いはこの記事。

甲類の焼酎なんて味に違いがあるとは思ってなかったので、商品そのものより「4L瓶をやめたら売り上げが4倍になった」という成功譚の香ばしさに引き寄せられたという出会いでした。

しかしながら、この記事の自由な展開といい社長の素直な感じといい、読み終わるころにはすっかり「金宮のんでみたい」モードにスイッチされていたのです。

特に誰がデザインしたラベルかわからないあたり、グッときます。

飲み仲間の間でも金宮は人気で、

「発泡酒で割って飲むとホッピーみたい」
(いや、ホッピーのめば?)

とか、

「9:1で割る(金宮9:水1)」
(その1の水には意味あるのか?)

というフリークたちもいて、「キンミヤ愛」の深さはバリエーションも豊かです。

みなさんもいかがでしょう。小さめのモノの撮影には十分に役立ちます。
テーブルフォトを窓からのサイド光で撮影するときなんかも便利です。

ただし飲み過ぎにはご注意を。レフ板は一つあれは十分ですからね。

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