ゆく川の流れは、動的平衡
前回は乗り換え駅のある市で借りた。
私の居住地である市には蔵書が無かったからだ。
どうしてももう一度読みたくて、でも電車に乗って他市の図書館に行くのは嫌だなぁと、四月から再開したばかりの自宅から最寄りの図書館に、今朝行った。
私が以前にこの本を借りた市は協定を結んでいるから、リクエスト用紙に記入すれば、取り寄せてくれるはずだ。上手くすれば、市の在庫として、買ってくれるかも。
リクエスト用紙を記入した後、念のため、オーパックで調べた。
すると、すんなりと、在庫有り、貸し出し可能である。
どなたか、寄贈してくださったのだろうか。
とにかく、見るからに保護フィルムも真新しい本をいそいそと借りてきて、読んだ。
少し経って読み直すと、しみじみ染み込んでくる文章というものがある。
再読までに新たな事実が判明しているので、また読めて良かった、と素直に思えた。
「ウイルスも自然の環のひとつとして、宿主に激しいダメージを与えるよりも、できるだけ安定した状態で共存できる方向へ動く」
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