自作の屋台（パイプだけど）を持つ
岡山市にある表町商店街で、一箱古本市のイベントがありました。
高さのでる棚を作って参加したところ、作り方を尋ねられることが多かったので、noteに書いておきます。参考になればうれしいです。
使用している部材は、スペーシアという商品名で販売している、溶融亜鉛メッキ鋼管に高機能プラスチックを密着被覆したパイプです。
軽いです（１ｍ/250ｇ）。ホームセンターのコーナンでも購入できますが、公式ネットショップ（こちら）では、パイプの長さを自由に指定して購入できます。（※PR記事ではありません。念のため）
◆購入した部品◆ パイプとジョイント 下記全部で5,962円
・ユニプラスリムパイプ(Φ19)
SPV-BK スリムパイプ(Φ19)/1000mm 5本
SPV-BK スリムパイプ(Φ19)/800mm 4本
SPV-BK スリムパイプ(Φ19)/900mm 2本
・ユニプラスリムジョイント類
VJ-4 ジョイント(Φ19パイプ用十字形) 4個
VJ-1 ジョイント(Φ19パイプT字・L字用) 4個
VPJ-513BKインナーキャップ 6個
VJB-403BK アウターゴムキャップ 2個
VJB-420 アジャスターボルトセットA 2個
◆完成形◆ 側面から見た形が「Ａ」の棚です
・作業その１
1800mmのパイプを4本、天の一本にぶら下げる形を考えていましたが、持ち運びを考えて1000mmと800mmのパイプを十字ジョイント（VJ-4）で接続する形にしました。その分強度は下がりましたが、持ち運びのしやすさを重視しました。のしやすさを重視。接続部を十字ジョイントにしたのは隣のパイプの接続に利用する為です。（貫通部分を水平にして隣のパイプと接続）
ここまでネジ4本です。
・作業その２
作業１で「Ｈ」のカタチに接続したパイプが2セット出来るはず。その上部を天のパイプ（1000mm）にT字ジョイント（VJ-1）で接続すればパイプの組み立ては終了です。小型でも電動のドライバーがあれば10分かかりません。
コツは、天に接続するジョイントのネジを気持ち緩めにしておくこと。
立ててから角度調整ができるので便利です。その際、設置の角度が決まったらネジの締め直しを忘れないようにしてください。
（天のパイプに取り付けたジョイントにパイプを差し込む方が簡単です。）
・作業その３
このままだとＡ型の足の角度がいくらでも広がるし、パイプ直径が19mmと細く不安定です。そこでスノコを棚板として使っています。スノコは上板を打ち付けた土台が裏側にあると思うのですが、その土台をパイプの両端サイズに合うように削り「Ｈ」の横棒をはめ込んでいます。
★完成★
◆持ち運びについて
1M弱のパイプを11本持ち歩くことになります。1mで250gとはいえ、直線にすると10m分。2.5kgです。自作の袋を作ってもいいと思いますが、探してみると３本用のゴルフクラブ入れがピッタリでした。おすすめです。
◆今後◆
使った感じ本を30冊くらい載せての運用では問題ありませんが、ひねりに弱い感じがして心配なので、VJ-1で水平のパイプを追加を検討中。
軽さを追求して「スペーシア」の直径が19mmの細いタイプ（ユニプラスリムタイプ）を選びましたが、直径28mmのしっかりしたタイプもあります。身近に「スペーシア」がなければ、別メーカーですが「イレクター」というものもあるようです。
棚を作る時、イレクターの制作事例のページを参考にしました。
ありがとうございました。
◆屋台のこと◆
奈良で知り合った、まな＠みなもさんが、Xで「屋台を持っている」と言っているのを見て、面白そう！ と思ってから数カ月。自分の譲れない所と刷りあせていくと、屋台ではなく骨格だけのパイプ屋台になりました。
さあ、次は何処で使おうかなとわくわくしています。
きっかけをくれた、みなもさんは、奈良で読書会や、問い探しワークショップやポッドキャスト配信をされています。（勝手に宣伝）
https://x.com/maina0172434
https://www.instagram.com/_minamo_mn_/
#文学創造都市岡山 #おかやま表町ブックストリート #自作棚 #屋台
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