片付けの優先順位がわからない同志へ
こちらの記事は、2024年7月発売の小鳥遊著作「『発達障害』『うつ』を乗り越え@小鳥遊がたどりついた 『生きづらい』がラクになる メンタルを守る仕事術&暮らし方」(ナツメ社)の内容に関連したものです。
何から片付ける?
片付けの基本ルールは、「整理=捨てる」からはじめて、次に「整頓=物を使いやすい場所にきちんと置く」をすることだとこちらの記事でお伝えしました。
さらに、「大きい物→小さい物」というのも個人的には付け加えたいと思っています。なぜなら、進んでいる感が得られやすいからです。
したがって、このような順番で片付けるのが良いと思っています。
①大きい物を整理
②小さい物を整理
③大きい物を整頓
④小さい物を整頓
進んでいる感は大事
部屋の物の片付けとはちょっと違いますが、洗い物をして感じるのは、大きい食器から食洗機に入れると、気分が乗りやすいということです。
洗い物を始める前、山積みになった食器類を目の前に、「あ~、こんなにあるのか~」と少し心が折られそうになります。しかし、大きい食器を1つ、また1つと予洗いをして食洗機に入れていくと、本当に「みるみるうちに」目の前の食器類がなくなっていきます。
洗い物が進んでいる感覚が生まれるので、「よし、やっちゃるか!」という気持ちになります。よく聞く「モチベーションはやっているうちに湧いてくるもの」という話そのままです。
優先順位が付けられると、脇道にそれにくい
優先順位を付けることができると、片付けの道筋が明確になるので、「ちょっと別のことをしよう」といった脇道にそれることが少なくなります。結果、最短ルートで片付けを済ませることができるようになります。
物事を計画立てて実行していくことが苦手だったり、集中力のコントロールがなかなか難しい方は、片付けの際にはこの方法を思い出して試してみていただければと思います。
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