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【徒然20240819】日本発タスク管理メソッド「タスクシュート」を応援しています
「タスクシュート」というタスク管理メソッドがあります。開発者は日本人で、大橋悦夫さんという方です。
開発者である大橋さんを代表理事とする「一般社団法人タスクシュート協会」という法人もあります。
「タスクシュート」というタスク管理・時間管理術を体現するツールは、今のところ以下の4つです。
Excel版「TaskChute2」
iPhoneアプリ版「たすくま」
ウェブツール「TaskChute Cloud Lite」(まだリリース前?)
そして、このたびリリースされたウェブツール「TaskChute cloud2」
さらに、「TaskChute for Notion」というプロダクトもあります。
さらにさらに、「タスクシュート手帳」というのも今年中(2024年)にリリースされる予定とのこと。
タスク管理メソッドとそのツールがここまで揃っていて、しかもメソッドを広める法人まで!今後、広く活動を展開していくことになると思います。
この「タスクシュート」、開発者の大橋さんが個人的に仕事管理ツールを作ったのが1998年8月とのことで、今年で26年とのこと。タスク管理ツールとしてはすごい歴史です。
私が個人的にこの「タスクシュート」が素晴らしいなと思うのは、もちろん設計思想もさることながら、今までの足跡です。あくまで自分用に作った仕事管理ツールが一般公開され、多くの人に使われるようになり、様々な形でツールが作られ、、、という流れです。まさに、この動画のようです。
フェスで音楽に合わせて一人の男性が奇妙なダンスを踊り始める。 この奇妙なダンスにすこしづつ周りも同調して最後にすごい結末が。
つい先日、上記の「TaskChute Cloud2」が、艱難辛苦の末リリースされ、その裏話も含めたnote記事が公開されました。
ここまで書くと、「あれ?小鳥遊さん、別のタスク管理ツールを広めていませんでしたっけ?」と言われることが(ごくたまにですが)あります。確かにそうです。いわば、タスク管理業界における競合のようなものと言えなくもないです。
でも、私にとっては競合ではありません。仮にタスク管理というものに興味を持つ人たちが一定数いるとして、その牌を奪い合うみたいな関係にあるのであれば、競合かもしれません。しかし、私の認識としては、「タスク管理というものに興味を持つ人たち」自体がそもそも少ないのです。タスク管理を広める人たちが共に裾野を広げるフェーズにあると思っています。
だから、タスクシュート界隈の方々を、すごく応援しております。タスク管理の方法論の違いはあれど、求めるところは一緒であり同志だと(半ば一方的に)考えています。
今まで、タスク管理という切り口で世界の趨勢を占めていたのは、2000年にデビッド・アレン氏により発表された「Getting Things Done」というメソッドです。
その他、GTD関連以外にもタスク管理について書かれた書籍は多数あります。ただ、これらのどれともこの「タスクシュート」は似ていません。本当に独自のものなのです。それが、この日本で生み出されたという事実に、私は「でかした!」と快哉を叫んでおります(だなんて、上から目線ですみません)。
先に挙げた、TaskChute cloud2開発者のjさんが書かれたnoteに、次のような一節があります。
1日の終わりに残タスク(=まだできてないこと)を思い出しては「今日も何もできなかった」って自分を責めちゃう。自分を責めちゃうから、明日はもっと体が重くなる。これじゃあつらいですよね。これを何日も何年も続けてたら、いつかは立ち上がれなくなっちゃうと思います。
そうじゃなくって「まずは今目の前にあること」に集中してみませんか?その連続体の中で、当初は思ってもみなかったことが形になっていくことを楽しんでみませんか?
私はこの部分に深く共感しました。そして、タスク管理を知らずにこの状態で苦しんでいる人は多いと思います。
TaskChute cloud2のリリース後、またたく間にユーザーが増えているとのことで何よりです。私も微力ながらこの記事を書くことで応援いたします。興味を持たれた方は、こちらから覗いてみてください。