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話が長いと言われてしまう同志へ

こちらの記事は、2024年7月発売の小鳥遊著作「『発達障害』『うつ』を乗り越え@小鳥遊がたどりついた 『生きづらい』がラクになる メンタルを守る仕事術&暮らし方」(ナツメ社)の内容に関連したものです。

基本はPREP法で話す

話が長いと言われてしまうのにはいくつか理由があるかと思います。同じ話題を繰り返してしまったり、話の一部分がすごく長くなってしまったり、話が脇道にそれてしまったり、そういった理由で話し相手に「長いなぁ」と感じさせてしまいます。

日常会話では、それでも許されることがあると思いますが、仕事場での会話はそうはいかないことが多いですね。そこで、私はPREP法というのを意識するようにしています。

PREP法とは、以下の順番で話していく話法のことです。

Point :要点(結論・主張)
Reason :理由(結論にいたった理由・そう主張する理由)
Example:具体例(理由に説得力を持たせるための事例・データ・状況)
Point :要点(結論・主張)

さらにもうひと工夫、「言い足し」をなくす

PREP法ができるだけでもかなり素晴らしいのですが、さらにもう1つ気をつけていることがあります。それは「言い足しをなくす」です。

ひとしきり話し終わると、「あれ、ちゃんと伝わっているかな」「話し足りていないことはないか」と不安になります。これ、いくら言っても不安はなかなか消えません。でも、とりあえず相手の理解力を信頼して、「続けて言い足したい」と思う気持ちを抑えるのが大事だと思います。

そもそも、話し終える雰囲気になってきたところで、さらに話を続けられると「終わらないの!?」と思ってしまいますよね。そうなってしまうのが「言い足し」です。

私は転職活動のとき250社落ちましたが、最後は3社連続でポンポンポンと内定が出ました。そのタイミングと、「言い足しを止めよう」と思ったタイミングが一緒でした。なので、関係性は多少なりともあったのではないかと思っています。


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