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高齢者福祉課の窓口にて考えたこと。

先日、市役所へ行きました。

雨降りの中の自転車だったため、遅刻してはいけないからと早めに出て、早めに着きすぎました(笑)。

どうしましょ、20分も早く来ちゃった。

福祉課の方に一応お声掛けしてご挨拶して、ロビーの椅子で待たせてくださいねとお伝えした。

その椅子の前が、高齢者福祉課だった。

そこに手続きをしに来た老婆がいた。


係「病院に通うときの高速料金の補助はETC使用だと別の手続きがいるんですよ」

婆「はぁ?
そんなこと聞いとらんわ!
つかえんなぁ!」

係「こちらのコピーされた紙はいただいてよろしいですか?」

婆「はぁ?
あったりまえだわ、なんのためにコピーしたと思っとる!
しっかりせぇ!
あったま大丈夫か!」


ずっとこんなやり取りで、係の方が話すことやることに全て悪態をつくんです。

もちろんこんな高齢者ばかりじゃないとは思うのですが、係の方に同情を禁じえなくて…。

高齢になり色々もどかしくて、係の方に当たり散らしているのだろうけど…。

でも、あんまりだった。



実は一月前に、ドラッグストアのレジ待ちで、1レジに並んでいたおばあちゃんがいたのだけど、その前のおばあちゃんがモタモタしてたもので、私が並んでた2レジのほうが先に空いちゃったんですね。
結構長い間モタモタを待ってみえたから、
「お先にどうぞ」
と私は長い時間1レジで並んでいたおばあちゃんに譲りました。

すると、
「ええかね?
わしの品物一つだけだで、ええね」
と。

別に感謝してほしいとかそんな思ってはいなかったんだけど…
なんか…もやっと。

このおばあちゃんに育てられた子供はとっくに中年だろう。
「ありがとう」が言える大人に育ったのかな?


最近、パワフルおじいさん、パワフルおばあさんが増えているからか、「ああはなりたくない高齢者」が増えた気がする。

大の大人が…

と残念な気持ちになるが、私がああならなければ済む話。

だが、そんな彼らに育てられた人のマナーってどうなのかな…反面教師にしてくれていたらいいな。


何かと槍玉に挙げられる若者層だけど、この社会を作ってきたのは、大の大人たちではないのだろうか?

「イマドキの若いものは…」

いやいや。


もちろん、チキンとされたお年寄りもたくさんいらっしゃいます。



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