《障害は雪だるま》生育環境デカすぎ。
いま、お世話になっている福祉施設の職員さんは物忘れが激しい。
しばらく前に私は発達障害の診断を受けたけれど、『このひと…私よりワーキングメモリ少ないよね?』とこちらが戸惑うくらい忘れんぼうさんなのだ。
そのうえ、デリカシーがない。
さらに、
『あー、わたし覚えておけないんで。
次会ったとき、そっちから「〇〇してください」って言ってね』
と私をメモ帳代わりにする(苦笑)。
私だって、診断おりるレベルの忘れんぼうなんだ。
だけど私は手帳に『〇〇日、〇〇さんに〇〇してって言う』とメモを取る。
そして、ちゃんと予定は完遂される。
デリカシーのない発言をするそのひとの姿を見ていると、私はイライラしてしまう。
『電話は言った言わないで揉めるからヤダ』とショートメッセージサービスに『伝言』を書けとおっしゃる姿にも、私はイライラしてしまう。
しかも、文字で何度かメッセージ残しても伝言されてないし💧
『わたし覚えておけないから』と開き直って、周りにやってもらう姿勢にもイライラしてしまう。
『障害者』として就労移行などで訓練を受けるときは、やはり『君たちは障害者だから。出来ないから。だからしっかりメモを取りなさい』など、みっちり指導を受けるものだ。
もちろん、一般就労経験者ももれなくだ。
❝障害者のあなた達は出来ないんだから、しっかりやりなさい!❞
まぁ、やるしかないわな。
仕事するとなりゃ、何度も聞き返すわけにもいかないですし。
診断が降りていないだけで、『たぶん持ってる』。
そんな人が立場上私を世話している形になるため、そういった人が『開き直り型』だったり『周りがやってくれるからヘーキヘーキ♪タイプ』だったりするとゲンナリする。
診断が降りてなきゃ、事実上『健常者』とされるのだろうし。
だけど、どこかで『それが許される世界の住人』なんだよな…。
と、冷ややかに見ている自分もいる。
周りがガッチリお世話してくれると、本人は困ったりしないから『テロテロのままタプタプの人』になるんだなぁ…なんて思って見ている。
ましてや『ひとに頼める』なんて、頼んでもボコられない『マトモな環境』で育ったという証でもあるから……
やっぱ、虐待サバイバー的にはちょっと複雑な気持ちになってしまう。
それが許される世界の住人って『悪い意味』だけじゃないからね。
自己肯定感を持って育つことができた人ってことでもあるんだもの。
『頼み事ができる』のも一つのスキルだし、『あ〜、も〜、アイツは!しゃーねーなぁ!』と思ってもらえる❝頼りない見た目❞の演出(?)も、まぁスキルっちゃスキルかな。
まぁ、自分の身の回りのこと出来てなくて、なんかゴミ屋敷みたいなのが走ってくると『ええっ!』とビックリさせられるから…………うらやましく…は、ない…かな😓
『ああなりたいですか?』って訊かれたら、『自分でメモを取り、自分で身の回りのことやりますんで、結構です』と答えます。
やっぱり、発達検査して似たような結果が出る人がいても『生育環境』の違いでメチャクチャ差が出るんだよなーと感じている、ワタクシでした。