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発達障害のある支援者二人に振り回され、社会福祉協議会から私が怒鳴られた話。

前提として、発達障害の自覚はないが疑いが濃すぎる人、発達障害を自覚している人がPTSDを患う私の支援を仕事として行うことは難しいとお伝えしておこう。


◎自覚のない発達障害を持つサービス管理者

私は昨年の晩夏、何とか内職だけでも続けたいと、在宅型就労継続支援B型施設にコンタクトをとった。
こちらの施設は利用者にパソコンを貸与し作業をさせるスタイルだった。

こちらの施設のサービス管理者と私についてくれた相談員(アスペルガー症候群持ち)との初顔合わせ。
サービス管理者はデニムを履きポロシャツ全開で遅刻してやってきた。
「いやぁ、迷っちゃいました。
私、ズケズケ物言っちゃうタイプなんでよろしくお願いします!」

…え?
ズケズケ言うなら気をつけないか?普通…

結局、著しく太ったサービス管理者と、相談員の会話が盛り上がり、和気あいあいとB型と私の契約が成立した。

後日、パソコンを貸与しに私の家にやってきたサービス管理者。

スリッパをお出ししたのに、

「こんなのいらないのに〜」

「いえ、お使いになってください。
ご用意したので…ね?」

履いてもらった。

部屋に入ったサービス管理者は私の椅子の上にどっかと荷物を置き、私のベッドの上に中身をポンポン放りだした。


…え?


作業用の組み立て式テーブルの前にあぐらをかき、パソコンを乗せ、全体重をかけた。
前のめりな格好に嫌な予感がした。
あぐらをかいた時に見えた靴下は真っ黒で、親指の付け根の膨らみ部分が穴あきだった。

メリッ…バキッ!!

…あっ!
「あの!作業用に用意した机です。
壊さないでください」

「ガハハハ!ごめーん!」

…先が思いやられる。
この人ずいぶん早く来ちゃったからお手洗いまだなんだよな、私。

「すみません、わたしお手洗い行きますね…」

私の家はワンルーム。
トイレの音が響く。

出てきてびっくり、彼女はテレビ電話をスピーカーホンで繋ぎ上司と会話していた。

私の部屋が丸写しである。
トイレの音も。

忘れっぽいのを自認していたため彼女から頼まれており、私から
「連絡先の交換をしましょう」
「あー忘れてたー!まじありがとー!」



こんな感じでパソコンを持ってこられ、私は困惑し、アスペルガーの相談員に、
「これからあの方が月イチでモニタリングのため私の部屋に入るのは困ります」
と告げた。
すると、相談員は「うちの事務所で3人でやろう」と提案してくれて、安心した。


◎そこにアスペルガー女性が加わると大変なことに…

しかし…、
その3人が集まるたび、私のモニタリングではなく、サービス管理者と相談員の「グルメ談義」、「家族話し」、「旅行計画」、「ゲーム攻略法」、「アニメの感想」に花が咲き、一時間私は黙っているしか無かった。

サービス管理者はいつも忘れ物をし、メモは取らず、時間もルーズ。
言ってはいけないことがわからないのは本当らしい。

相談員もふさわしくない行動をとる。
本来なら、私の体調の聞き取りなどをする時間だ。

私は貧困でグルメなんてついていけない…
虐待されていた私に家庭はない…
旅行?そんなの行けない…
ゲーム?持ってない…
アニメ?見てない…

「えーマジ?あの店まずいんだ。
行こうと思ってたけどよそーっと!」
「まじまじ、行かん方が良い」
「も〜、うちのコがさ〜」
「うちも親が大変だよ〜」
「マジわかるー」
「今度USJ行くんだけどおすすめのアトラクションとかある?」
「あーも〜、マリオが一番!」
「そっかー!チョー楽しみ!!」
「あ、そうだ、この前お寿司屋さんで鬼滅グッズもらったんだけど、私推しじゃないんだよね〜もらってくれる?」
「まじで?チョーやばーいうれしー!!」
   ・
   ・
   ・

キャッキャ、キャッキャと一時間が過ぎた頃、私は時計をチラと見て

「すみません、私このあと予定がありますのでこれにてお暇しますね。
集まってくださりありがとうございました」
と、耐えられるギリギリまでで退出するのが常だった。


◎相談して怒鳴られる理不尽

まぁ、こんな感じで、毎回疲れていた私はついに、社会福祉協議会に「相談員の変更は可能か」問い合わせた。

すると、
「支援してもらっているくせに、難癖つけるとは何事だ!!
感謝の気持がお前にはないのか!!
生命の危険でもない限り電話してくるな!!」

と怒鳴られてしまった。

それから、社会福祉協議会とは関わっていない。


適切な対応が困難な障害者が障害者支援をするのは難しいのではないか。

また、それを相談すると相談した側が断罪されるのはおかしくないか。



私は今、PTSDやADHDと戦っている。

人手が足りないのはよくわかる。

だが、困っている人を打ちのめすシステムには賛同できない。


まず、このサービス管理者や相談員には医療にかかってほしいし、自分のしていることが仕事内容から大きく逸脱していたり、マナーの面で問題があることを自覚してほしい。
言葉遣いもカジュアルすぎる。
仕事の話し方ではない。

B型施設さんの方には、私が耐えかねて契約打ち切り時にこちらからこのような事情を話しておいた。
向こうは全く把握しておらず、まさかそんなことをやらかしていたとはと謝ってくれた。


障害者が障害者の世話をしているつもりで、給料をもらい、グルメや旅行に行っている。


なんとも複雑な気持ちである。



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