寝具・寝具・寝具。
私は秋にかなり大金をはたいてスプリングマットレスを購入した。
無職だったが、彼氏くんに
『身体の痛みは質の悪い寝具が原因じゃないの?』
と言われ、マットレスを買おうと思った。
ちゃんと新しいマットレスで眠れたら、背中や腰の肉離れ(退職の原因)がマシになるかも?
そもそも、入眠困難が解消されて、睡眠時間がのびて筋肉疲労の回復に一役買うかも!?
そしたら、仕事に就けるかも!!✨
と、私は頭を輝かせイ〇ンで12.000円のマットレスを見ていた。
ところが彼氏くん曰く、
『〇〇が使っている寝具の質が悪すぎる』
とのことで、ニ〇リも見に行くことに。
『俺はこの固さのベッドを使ってる』
と言われ、5万円のベッドに寝てみた。
彼はむっちり体型でとにかく体重がある。
重たい人は固いベッドのほうが合うらしい。
私は背面と腰の負担を減らしたかったのと、体重が軽いのを考慮して、やや柔らかめのマットレスを買った。
5万円の出費は賄えず、何年も使用していない金のアクセサリーを買い取りに出してお金を作った。
どっちみちそのアクセサリーは私を両親から守ってくれなかった気の強い祖母にもらったものなので、いつか手放してやろうと思っていたのだ。
…しかし、届いたマットレスは一晩寝ても、二晩寝ても…合わない。
ニ〇リでは高額なマットレスは合わなかった場合、差額と配送料を支払えば違うマットレスに一度だけ交換してくれるサービスを行っている。
それでも、私には合わなかった…
なんで?というくらいマットレスが合わない。
交換は一度だけなので、私は諦めて近所のホームセンターで低反発ウレタンマットレス(厚さ4センチタイプ)を8000円ほどで買ってきて、ニ〇リのスプリングマットレスの上に敷いてみた。
……あ、これ楽だわ。
私の正解はウレタンマットレスをうまく使うことだったのだ。
スプリングマットレスが必要なほどそもそも体重がないとわかった。
敷布団でもいい、リーズナブルなスプリングマットレスでもいい。
その上に低反発ウレタンマットレスを敷けば私には丁度いい。
かなり手痛い出費だったけど、勉強になった。
私には高価なマットレスは必要なかったんだ。
何でも家族に買ってもらえる彼氏くんには、一人でやりくりしている私の金銭感覚がひどく『ケチくさく』みえるらしい。
(私の趣味である食器や化粧品には『何でこんなの買ったの?』と高額だとケチをつけてくる。いや、光熱費削って自分で出してますが、なにか?)
これからは何を言われても、自分の金銭感覚を基準にものを買おう。
高額なものが私に合うとは限らなかったもんね。
高級マットレスを買うと決めたのは私だから、彼を責めてはいけない。
高くついたが、これからはホームセンターのウレタンマットレスをチョイスすればいいと判明った(わかった)のだから、ラッキーだ。
ちなみにNウォームの威力すごい!
かなり暖かい!!
しかし!
ツルツルとしたボアのため寝てる間に半回転してしまうから、起きたときに足元が寒い。