《訪問看護》目的はズレたが。
訪問看護さんて何をしてくれるんだろ…?
先月の後半は、抑うつ度合いが酷く、お洗濯もままならず、食事作りもできず、泣いてばかりの状態でした。
これはさすがにマズイ。
訪問型の何かしらのフォローがないと潰れてしまう…。
それ以前に抗うつ薬を飲まないと、ヘタな考えが湧くかもな…。
マズイ、マズイぞ…。
とにかくまずは診察予約を入れて、抗うつ剤を処方してもらえるその日まで何とか気を確かに持つことに目標を設定しました。
運良く、カウンセリングは近い日取りで決まっていたため、ひとまず「とても辛いです」と吐き出して来て(特殊な予約システムのクリニックでカウンセリングと診察を同時に受けられないのです)「…電車はしんどいけど…話すと楽にはなるなぁ…」帰りの電車でそう思いました。
訪問看護さんってお話し相手はしてくれるものなのかな?
私は地元の訪問看護ステーションに問い合わせをして一件目で対応可能なところを教えてもらい、二本目の電話でメンタルヘルス専門の訪問看護ステーションへ繋がりました。
トントン拍子に契約まで済ませ、その間に抗うつ剤の服薬も始まりました。
最初は「洗濯や食事作りがままならない」という悩みだったのですが、私は洗濯から料理からお皿の洗い方からやり方にこだわりが強く(子供の頃からやっていたから…)人にやられるなんて考えただけでも…ムリ!
うう〜、お部屋がぐちゃぐちゃでは片付けのためにあちこちいじられちゃうかも!!
うちはワンルームだからキッチン=洗濯機=寝室になっています。
自分の侵されたくない寝室ですべてが行われます。
私は子供の頃から手洗い脅迫持ちのいわゆる「病気の範囲の潔癖症」でもあります。
……う〜ん、よし。
自分を叱咤し、部屋を片付け洗濯をし、食事の作り置きをしました。
床をピカピカに磨いて、ホコリ一つなくしました。
…よし、これならアレやコレや世話は焼かれないだろう。
純粋にお話し相手として来てくださるはずだ。
ずいぶん当初と目的がズレてしまいましたが、「世話焼かれたくない!」のモチベーションで結果として部屋がキレイになって食事も摂れているならアリなのかな…と「コレもよし」としました。
家事歴30年近くになりますが、それゆえ人にはされたくない気持ちも強いんですね。
ムリはいけませんが、今回は抗うつ剤の効きはじめと重なりましたし、一旦部屋をキレイにしたらそれが保てています(ハタから見たら元々汚くなかったそうです)。
当初の目的とはズレましたが、「たまにお話し相手をしてくださる方がみえる」と思うだけでも気は楽になりましたし、自力で動く起爆剤となりました。
私のように身寄りがなく、病気などで心身が弱って生活がままならないときはこういった医療支援を受けるのも大切かなと思います。
もちろん、人に家事をされても気にならない方はフォローをお願いしてもいいのではないかと思います。