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織部焼が好き♪

昔っから、この色合いが大好きです。
10代の頃にJR高島屋で見つけた湯呑みに一目惚れしてから20年近く経ちました。
後ろの縦長の子がベテランさんです。

昨日、織部の新人さんが我が家にやってきました。

プリン作りのカップとしてサイズ感重視で購入しました。
プリンひとつ150mlくらいかな?

織部焼が好きな割にはベテランさんひとりだけで頑張っていたんですよね。

自分のファッションも緑色・生成り色・茶色ばかりですから、もう本能的に織部を求めていると言うか…私は織部焼になりたいのかな?

北大路魯山人と柳宗悦なら私は宗悦派です。
確かに魯山人の『焼き物は料理を盛ってひとつの作品なんだよ』というのは共感するし、彼の器はいびつでカッコいい!
ただ、ブルジョワだけの楽しみであったことは、ちょっと残念なんです。
普段の生活のなかに馴染む、いや馴染んできたものに美しさを感じる。
そんな宗悦っぽい感覚を私は大切にしたい。

手に取りやすく、長く生活に溶け込む焼き物。

世の中には高級な焼き物がたくさんあります。
もちろん高級なものにはそれだけのよさがあります。

私が使うのは、自分にとっての『いい器』。
たま〜に数千円するお丼を割ってしまう妄想をしてしまいますが、臆せず使ったほうが器も生まれた甲斐があったろうし(笑)。
お値段云々ではなくて、自分が『ピンッ!』と来たのが私にとっての『いい器』です。
もっと言えば、見た瞬間『〇〇(料理)持ったら素敵じゃない?』と思いつけたら、使い続ける器です。
戴き物だったり、メル○リでも当てはまる方程式です。

以前に、『これ、ちょっと変わった焼き物だから、皆さん「かわい〜!でも何入れよう?」って買っていくけど。お客さんは何入れるか決まったんですね〜』なんて焼いた本人に言われたりして笑い合ったりしましたね。
割と『つくり手さんの顔が見られる』道具であるというのも焼き物のよさ、ですね。



さて、新人の織部さんたちの初勤務はいつになるかしら?
まずはプリンの材料を用意しなくては…

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