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やってみたかった仕事は…
やってみたかったケアビューティストという仕事。
お年寄りの方にメイクやネイルを施して、気分をアゲアゲにしてもらう仕事だ。
20代の頃から興味はあって、いつかやれたらなぁと思っていた。
通学して学ぶ必要があり、学費を聞いてびっくり。
約100万円。
生徒さんは専業主婦が多いと聞いてボディーブローのようにじわじわ効いてきた。
え?
働いてなくて、家事をやっている人…
いやいや、ここにもいますけど?
旦那がいるってだけでそんなに格差出るの。
あはっ、滑稽だな。
まぁ、元々、仕事は別に持って食い扶持は稼いで、地元のあちこちにある爺ちゃま婆ちゃまのサロンに出没してお金取らずに趣味としてやりたいという私の変わった希望もあり…
職に就けるまではお預けかな…という感じ。
ただ、本来美大で取れるはずだった色彩検定などは取りたい気持ちもあり、また勉強することが好きな体質なので、いくつか検定を取るのも暇つぶし(言葉が悪いよ)にいいかなと思っている。
だって、昔のことぐるぐるずーっと考えてるくらいなら、未来に向けて勉強したいし?
ねぇ!
色彩検定でしょ、カラーコーディネート検定でしょ、カラーセラピスト試験でしょ、アロマ検定でしょ、秘書検定でしょ?
やりたいことは沢山ある。
正直代わり映えしない毎日もいい。
ただ、コツコツ毎日何かに打ち込むタイプの私にはやっぱり何か目標があったほうがいい。
退屈しないから。
それが仕事に役立つかどうかは分からない。
だって、このあたりの障害者雇用の仕事は掃除婦がほとんどだから。
でも、私はドラストに掃除婦として雇われて化粧品担当者になったのだ。
何がどうなるかはわからないし、それこそ趣味に資格を生かしたっていいと思っている。
楽しいから、たぶん。
ケアビューティストの資料請求と案内レクチャーを受けて、正直食らったのは格差社会の現実だったが、別に悲観はしていない。
マイペースにお勉強する日々も悪くなさそうである。