見出し画像

気づいちゃった『え!、簡単なの?!』

いまさっきね…ドラストでお買い物してきたんです。
歯磨き粉がレジ横にあって、
「あ…あと2日分くらいしか無いわ(歯磨き粉)…」
と手に取りお会計しようとしました。

手持ちから20円ほどはみ出し、申し訳ない気持ちで、
『歯磨き粉…やめます。
すみません…!』
と謝りました。

すると店員さんは涼しい顔で
「はーい、取り消しますね」
とレジを操作して取り消してくれました。


唖然としました。

え…?
そんなラクラクやっちゃうの?
簡単なの?



私はADHD可能性有りと発覚する前に何店舗かでレジ打ち経験もあるのですが、イレギュラーなことが起こるとパニック起こしていました。
だから私は「予算オーバー」したり「間違えてカゴに入れた食品」とかを『やっぱ、やめます〜』ってやったことなかったんです。

すごく迷惑だろうと思っていたから…。


でも、定型発達さんたちはいまさっき自分がどこのボタン押したか覚えてるみたいですし、パニック起こさないし、別に「ヘーキ」みたい…。

……定型発達さんには簡単な操作なのかも。
レジ打ちって。


なぁんだ…。

今まで気を遣っていたけれど、必要なかったみたい。


私は自分が上手にできなかったときに振るわれる暴力を身体が覚えていますから、余計にイレギュラーなことがあると「やられる!」と身体から先にパニック起こしていました。
激痛が走ったり、過呼吸になったり。


虐待されていたわけでもなく、発達障害があるわけでもない人にとってはレジ打ちで取り消しは「パニック」を起こすほどのハードルじゃなかったのね…。
もちろん、向き不向きはあるから「レジ打ちは苦手〜」って定型さんだっているだろうけど。



今日、すごく大きなことに気づきました。

「自分に上手くできないことだから、きっとお願いしたら迷惑だろう」なんて遠慮は不要でした。
定型発達さんたちには簡単なことが、私にはかなり難しいというだけでした。

でも、レジでウダウダするのは好きじゃないので「まぁ買っても困りはしない」ならば『やっぱやめます〜』の連発は私はやれないかな。
レジに残った商品を棚に返しに行くのも手間と知っていますし。

自分のそんなおっとりしたところ、割と好きです。



いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集