![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/172347514/rectangle_large_type_2_bfd08d5fb6e35e77c96dbbc547328eb7.jpg?width=1200)
仲間とのレッスン
母に ねだって映画のコーラスラインを見に行き ダンサーに憧れた
今調べたら 1985年の12月に公開だから 中3の時かな
サントラも買って貰い 確かレコードだった気がする
映画のパンフレットを見ながら 曲を聴くだけで ダンスシーンが蘇って
自分も 映画の中に出て来る個性的なダンサー達の振りを 一緒に踊っている気分になれた
高校の新入生歓迎会の時 ダンス部の先輩方のステージが始まったら 皆輝いて美しく見えた
アースウインドファイアーの「Boogie Wonderland」が流れて来たら 曲にも刺激されて 先輩方の振付けに惹き込まれた
そこから 私もステージで踊ってみたい‼︎と思いダンス部に入った
今でも ダンス部の曲がかかると 条件反射で踊ってしまう
学生時代から社会人一年生まで ダンス部仲間と週末はディスコへ
そのディスコは しっとりした年配の客層で 大抵フロアが貸切状態 好きな様にのびのび動けた
行く度に アースウィンドファイアーの曲が良くかかっていて 「September」は すっかりお気に入りに
20〜30代はフラメンコをカルチャースクールで習ったけど 講師が変わって気持ちが乗らなくなって カルチャーの撤退と共に一度やめた
それが 外出自粛令の時 靴やカスタネット 扇子などを処分してなかったお陰で 家の中で再び使う流れになった
ストレスや運動不足もあったし 感染したらどうなるか分からない不安を思ったら
今のめりこめる楽しい事をしたくて 色んなダンス動画を見ながら 適当に真似し始めた
体力が全然無くて 息が上がっても 2割程度しか同じ様に動けなくても 心は凄く満たされた
曲のリズムで気分が上がったり 歌詞に共感して感情移入出来て酔えたり
音楽を全身で受け止める感覚も たまらないから
フラメンコのレクチャー動画を見ながら 狭い玄関で足を打ったりしてたら 思っていたよりも筋力もなければ体が動かず不満が現れて
又レッスンに通ってちゃんと習いたくなった
そのタイミングで 仕事帰りに寄れる今のお教室と師匠に出会う
そんなんで 2年前から私のフラメンコ生活は再スタートした
先日のフラメンコのレッスンで 私の全細胞が感激に震えた良き時間があった
2〜3人ずつに分けて 順番にグループごとに前へ出て踊る練習の時
同じ振りでも 一人一人がそれぞれ自分の踊りで 鏡に向かって行く姿が
練習を通して一生懸命自分と向き合っているからこそ 出て来るそれぞれの個の心の表現の違いが見えて ゾワゾワキュンキュン
各々が自身の気持ちを表現している素敵な姿に 私の全細胞がニマニマしちゃって震えてた
一人じゃなく 仲間が居るからこそ味わえた気持ち
本当に良き時間だった