皆には お母さんが居るから
いつもすぐ近くで 一緒に笑い合っていた筈の人間が 丸ごと消えてしまった事を受け入れる迄に時間がかかった
何でどこにも居ないのーー!!
どこに消えちゃったのーー!!
歩くと隣にあった あの安心する腕はどこーー!!
仕事終わりに "何食べようか?" ってもう聞けなくて
帰宅したら "今日 誰々がね、" って話も聞いて貰えなくて
"美味しいね!"って一緒に味わう事も出来なくて
泣かずに過ごせる日なんて想像が出来なかった
日常のあらゆる場面で もう会えない事実に気付いてはハッとな