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3万人の出会いの中で
人って生まれてから死ぬまでに
3万人の人に出会うんだって。
その中で学校や会社で知り合うのは3000人、
仲良く話をする人は300人。
私たち出会ってたんだね。
これは私が青春ど真ん中で見ていたドラマの好きなセリフだ。
この言葉を知ってから、私は人との出会いには良くも悪くも何かしらの意味があるのだと思うようになった。
そして親しく話すようになる人には、もっと深い意味があるのではないかと考えるようになった。
今あなたの近くにいる人はあなたにどんな感情を与えてくれる人ですか。
学生時代は、クラスや部活など与えられた環境の中で人と出会うため、仲良くなる人を選ぶ余地が限られていることが多くある。
でも、社会人になると環境の幅が広がり自分で選択できることが増える。誰と知り合うか、誰と仲良くなるか。
それを自分で決められることは、出会いの意味を一層考えさせられるきっかけにもなる。
とはいえ、人との出会いが必ずしも良いものばかりとは限らない。意見のすれ違いや価値観の違いで、疎遠になってしまうこともある。
それでも私は、どんな出会いにも意味があると信じている。
たとえ短い関係で終わったとしても、その経験を通じて自分が何を感じたのか、何を学んだのかを考えるようにしている。それがどんなに小さな気づきでも、その出会いは無駄ではなかったと思えるから。
以前少しだけ記載しているが、私は姪や甥と出会いから”今を生きること”について改めて考えさせられることがあった。
彼らは会うたびに少しずつ成長していて、その変化を目の当たりにするたびに、自分自身の成長についても思いを巡らせるようになった。
「私はこの時間をどう過ごしてきたのだろう?」と振り返るきっかけをくれるのも、人との出会いの力だと思う。
100年時代と言われる今、私の人生はまだ3分の1しか終わっていない。
この先あと2万人の人と出会い、その中で200人の人と親しくなる機会があると思うと
少しワクワクする。
これからどんな人と出会い、どんな関係を築いていきたいのか。そんなことを時々考える。
もちろん、すべての出会いが楽しいものばかりではない。
なんでこんなひどいことができるんだろう
という出会いもあるし、
出会わなければよかったと思う人もいるだろう。
また、相手の悪い面ばかりが目についてしまうこともある。
でもそんな時は少し距離を取ってみたり、自分自身の心の余裕を確認したりすることで、相手の良い部分が見えることもある。
自分の感情や考え方次第で、出会いの印象は変わってくるのだ。
そうやってこれからの出会いも、これまでの出会いも、自分にとって何らかの意味があるものだと考えられたら、日々が少しだけ素敵に感じられる気がする。
どんな人と出会い、何を感じていくのか。
そんなことを楽しみにしながら、これからも日々を大切にしていきたい。
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