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写真撮影で「せっかち」がもたらす失敗

よく行く朝の散歩で近くの川にいるサギを撮って練習しているんだけど、タイトルにも書いたとおり「せっかち」がもたらす悪影響を改めて感じてしまった。
今回は、そんな「せっかち」がもたらす失敗について書いてみたい。
一言でいえば、ものすごく悔しい思いをしたということに尽きる。
反省を込めて、自分への戒めとして若干キツめの見出しで書くのでご了承下さい。読者の方々へ言ってるわけではないので、そこは誤解しないようお願いします。(弁解が必死)




お前は何に急いでいるのだ?


カメラを始めてからというもの、この「せっかち」な性格はかなり相性が悪いことに気付かされる。
朝の撮影にしてもそうで、サギの被写体を見つけた際に、被写体を見つけた事に満足してしまい只々シャッターを切る。で、ある程度キレイには撮れているもんだから次の被写体を探す。今思うとこんな撮り方ばっかりしてた。もう、早く次の被写体を!となってる。
もう少し待てば、朝日が照り込んでちょっと幻想的になったり、サギの予期せぬ動作や、ヘタしたらもう一羽飛んできたかもしれない。もっと良くなる可能性を逃している。

そんな自分に一言。

もうちょっと落ち着け。
近所の犬でも、もうちょっと待ってたぞ。
舘ひろしみたいに悠然としろ。


この後、首を伸ばして悠然と飛び立った。
なぜ待たない・・・。



お前の三脚はいつ使うんだ?


「せっかち」がもたらす弊害は三脚の使用頻度にも影響をおよぼす。
前述した取り方をしていると、同じ場所にとどまるという事をしない為、どうしても三脚を使うという発想が少なくなる。
下手だからこそ色々な撮り方を練習する必要があるのに、これだと本当に三脚が必要な場面で使いこなせるわけがない。

そんな自分に一言。

三脚は開くからこそ三脚。
三脚も安くないんだよ。
嫁に言いつけるよ。


海でたまたま見かけたサギ。
今思えば、三脚で長秒露光してもよかった。



カメラ設定知らないの?

これは「せっかち」もさることながら自分の甘さによるものだと思うけど、朝のサギを撮るにあたり、やっぱり飛んでいる様子や羽ばたきの瞬間を撮りたいという想いは常にあって、チャンスがあればカメラを構えているんだけど、いざココだ!と思ったときに、カメラのフォーカスエリアが違ったり、被写体認識の設定が微妙に合ってない事が度々ある。
あの時、設定をちゃんと確認していればと後悔した事は数しれず。設定内容はわかっているつもりなんだけど、このつもりっていうのが曲者。実はわかってない。

そんな自分に一言。

お前の瞳AFは死んでいる。
AFが慣れないMFのようだ。
老眼鏡を買ってマニュアルをガン見しろ。


鳥のAF設定をミスって
瞳にピントが合ってない。



「待つ」と「機能を知る」という事の重要性


「待つ」事が大事だなと思った矢先に撮った写真が失敗して非常に悔しい思いをしたので、今回は反省の意味を込めて書いてみた。
自分から動いていくことも重要なんだけど、イメージしている写真に出会うには「待つ」という行動も必要不可欠。静と動。全く反する行動が必要だと感じ、改めて写真の難しさを実感しているところです。
また、カメラの機能を知るということも重要。
わかってるつもりだけど使いこなせなければ意味がない。今まで何となく知ってたという感覚だったのは否めない。

とりあえず改善のイメージは
老眼鏡を買った舘ひろしというところか…。
(何か違う気がする)

という事で、反省終了〜。(軽い)

自分は切り替えは早い方なので、コレを機に前向きに写真を楽しんでいきたいと思います。

ちなみに
今回の記事の起点となった写真がコレ。

被写体認識の設定が何故か「虫」・・・。
ピントがズレてる。
何で「虫」なんだ・・・。
待った末に設定ミスは悲しすぎる。

最後までご覧いただきありがとうございました。

α6700で使う望遠レンズはコレ。

オススメ三脚はコレ。


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