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ググらない子どもたち

中学生の娘は、わたしが注意しなければ、
一日中スマホを離さない。

なんとなく会話の中で、
「コレってどういう意味やろな。」とか
「日曜に行ったお店、なんていう名前やったかなぁ。」
とか疑問を口にすると、
頼んでもいないのに即座に検索している。
即座に、である。
いや、ただの会話やから。
ふと思った事を口にしただけやねん。
そんな速攻画像見せられても、
『あ、ハイ。』
って感じやで?
必要やったら自分で調べるし。
と、内心思っている。

なのに。
なのに、である。
先日のこと。
遠くに引っ越してしまった友達に誕生日プレゼントを送る時
学校関係の書類を郵送で送る時
「宛名の書き方コレであってる?」
「郵便番号ってどの辺りに書くんやった?」
「切手いくら?」
「コレって定形外?」
「何gまで、この値段で送れるん?」
夕飯の準備でバタバタしているのにも関わらず、 
矢継ぎ早に質問が飛んでくる。

いや。
調べろよ!
今こそ、そのスマホを活用する時やろ!

そう言えば、万事こんな感じだ。
どうでもいい事は検索するのに
必要な事は検索せずに聞いてくる。
そして何故だか
Instagramで検索したりしてる。
なんでやねん。
そこは普通に検索エンジンやろ。
本人曰く、
【自分が興味がある事は検索する】
【興味がないものは検索するのがめんどくさい】
つまり
必要か不必要か、ではない、と。
いやいやいや…

因みに「ググる」は死語だそうだ。
なんて言うの、と訊ねたら
「検索する」って言う。
…まんまやん。
「だってお母さん、検索に使うのはGoogleだけちゃうやん。」
知ってる?色々あるねんで。
みたいな顔せんでくれ。
そんなん知ってる。

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