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一度好きになれば、なかなか嫌いにはなれない:ラブソルメンバー紹介番外編

突然だが、私は元猫派だ。

なぜ「元」なのかというと、今はもっぱら犬派なのだ。ちなみに、ただの犬ではなく「柴犬派」だ。ここは重要で、柴犬以外はそこまで興味がない。

私が猫派から犬派に異動したきっかけは、オフィスに豆柴の「ソル」が来たことだ。オフィスに、犬。実際には、取締役であるみかさんが飼い始めたのだ。

生まれて初めて犬を抱いた瞬間、怖いよ

私は、割とガサツなので壊れやすいものを触るのが怖い。ガラスとか、赤ちゃんとか、子犬とか。ちょっと間違えたら、何か取れたり壊れたりしてしまいそうだから。

恐る恐るソルを抱き、とにかく怖かった。噛んでくるわけでも、何かしてくるわけでもないのに、犬という存在がただただ怖かった。人しかいなかったオフィスに、突然犬がいる。私は、しばらく本気でびびっていたと思う。

そんな私に、ソルも恐る恐る近づいてくる。しばらくすると、手を舐めたり、とてとてとついてきたりする。犬なのだから当然、言葉は通じない。だけど、だんだんと何をしようとしているのかが分かってきて、その姿が可愛らしいと感じてくる。

断然猫派だった私だが、少しずつ犬、特に柴犬に興味を持ち出した。雑貨屋さんで、ついつい柴犬ステッカーを買ったり、柴犬LINEスタンプを買ったりと、身の回りが少しずつ柴犬化し始める

PCにもいる柴犬ステッカー

オフィスに犬が来てから数年後、今度はチワワと柴犬のミックスで、おてんば娘の「ルナ」がやってくる。気づいたら、オフィスに犬が増えていた。

あざと女王ルナ

よく、会社の悩みで「対人関係がしんどくて…」というのを見たことがあるが、弊社は対人関係より、対犬関係が重要かもしれない。

私は東京へ行くと、ソル・ルナの飼い主であるみかさんの家に泊まらせてもらっている。2匹と同居生活をしているうちに、犬派猫派なんて言ってられなくなった。当たり前に、犬一択だ。彼らと触れ合い、知っていけば知っていくほど、どうしても好きになってしまう。数年前、怖くて苦手だったはずの存在なのに、今ではどこへ行っても考えてしまうほど好きなのだ。

先日、シドニーへ行った際にも、わざわざペットショップを探した。おもちゃのお土産は、どんなのがいいかなと、犬を飼っていないくせに進んで入店して行った。一緒にいた親友は、若干引き気味だ。

東京から岡山へ帰ってきて、散歩する時も、無意識に柴犬を探している。柴犬のグッズを見かければ手にとっている。柴犬を、もっと上手く描きたいと思う。

なんなら、勝手にソル・ルナのTikTokアカウントを立ち上げて、運用している。

元々苦手だった存在。自分で振り返ってみても、どうしてここまで柴犬好きに? と思うほどだ。

好きになってからも、時々「なんでそんなことをするの」とちょっぴり腹が立つこともある。それでも、嫌いになることなんて、絶対にない。むしろ「ああ、もう怒っちゃってごめんね、今日も銀河一かわいいよ」と謎にデレデレになってしまう。もはや、怖い。

苦手から始まり、今では好きでしかない。これから先、もう何をされてもこの「好き」はきっと変わらない。嫌いが一度好きになれば、なかなか変われない気がする。

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