マネジメントの誤解①
あなたは「マネジメント」の意味を知っていますか?
マネジメントは管理職の人たちのことかな?
野球部のマネージャーをイメージするとサポートする人かな?
こんな感じのことを思い浮かべるでしょうか?
ぼくもググって確認してみました。
つまり、マネジメントとは「管理する」「効率化」ことです。
管理することで成果を出していけるのでしょうか?
あなたが上司の場合、部下をきちんと管理しているでしょう。
また逆に部下の場合、上司から管理されているじゃないですか。
会社での成果はどうでしょう?
もちろん、きちんと成果を出されている方もいるでしょう。
管理することでお互いを信頼できるのであれば
問題はないかもしれません。
でも管理する側も管理される側も心から信頼し合える関係になることは
難しいのではないでしょうか。
管理しないマネジメント
管理することでは信頼し合える関係を作っていくのは難しい。
ではどのように部下をマネジメントしていくことがいいのか。
質問することで気づかせる❗️
例えば、あなたが部下に2週間後までに資料作成の依頼をしていた場合
進捗状況を確認したいときがあるでしょう。
どんな質問で部下に進捗状況を確認しますか?
・頼んでた資料、どうなった?
この確認方法はあまりよくありません。部下にとっては答えにくい。
「もちろん順調やろな」って言われてる感じがします。
・頼んでた資料はいつ締め切りだった?
この確認方法をしよう。これは部下に気づかせることになります。
部下も気づくと動きます。自分からやらなきゃって思うはずです。
質問の仕方で相手に気づかせる。管理するのではなく気づかせることがポイントです。気づけば動き出します。
相手に気づかせる質問をすることを心がけましょう。
効率化しないマネジメント
会社にいると「効率が悪いからもっと効率化しろ」と
上司から言われることもよくありますよね。
管理職の方も「効率化しろ」とよく口にするのではないでしょうか。
効率化すれば、本当に仕事が楽になっていくのでしょうか?
効率化する目的は、仕事の時間、量、ムダを減らすことが目的でしょう。
でも本当に仕事の時間、量、ムダは削減されるのでしょうか?
効率化すればするほど生産性が上がります。これは間違いないと思います。
しかし仕事が増える可能性もあるのではないでしょうか。
1時間かかるタスクが効率化することにより30分で終わるようになったから、新たな仕事も追加されることになり社員ひとりに与えられる仕事がどんどん増えていく可能性もあると思います。
効率化することが悪いわけではありませんが
なぜ効率化するのかを考えましょう。
マルチタスクよりシングルタスク
「効率化して仕事が増えても俺は大丈夫。マルチタスクが得意だから」って思っているかもしれませんね。それはとても素晴らしいことです。
ただし、1つだけ覚えておいてほしいことがあります。
シングルタスクの方がパフォーマンスが高い❗️
実が1つのことを集中して終わらせるシングルタスクの方がパフォーマンスは高いです。
マルチタスクはたくさんのことを同時並行してやっているので
すごくできたと充実感がとても高いです。
脳が充実感を感じるんですが、これが落とし穴。
充実感があっても振り返ってみると仕事が進んでいないなって
感じることがありませんか?
1つ1つの仕事をシングルタスクで丁寧に終わらせるように
心がけましょう。きっと高いパフォーマンスで仕事ができますよ。
まとめ
まずは一般的に理解されている「マネジメント」は「管理する」「効率化する」ことであることを紹介しました。
これからの必要なマネジメント方法として
「管理しないマネジメント」「効率化しないマネジメント」
を解説しました。
まったく管理しなくてもいいわけでもないですし、効率化しないでもいいわけではありません。
ただし、仕事は上司部下の信頼関係があってこそ成果が出るものだと思います。部下への声掛けを少し意識するだけで信頼関係が気づけます。
またやたら滅多に効率化ばかりを進めた結果、部下が疲弊してしまっては
意味がありません。なぜ効率がするのか考え、シングルタスクで仕事ができる環境を整えていくことも上司の仕事なのではないでしょうか。
あなたの参考になれば幸いです。
今日はここまで。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
今日も良い1日を❗️
おわりっ。
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